記事
ふたば未来ワークショップ(学生セッション)
日 時: 令和4年8月6日(土)~7日(日)
場 所: 東日本大震災・原子力災害伝承館、Linkる大熊
対象生徒: 高校2年SSコース 3名
未来の双葉地域を担っていく人材として高校生・高専生が感が言える地域の復興未来について、県内の高校生23名が参加しました。初日は東日本大震災・原子力災害伝承館のフィールドワークを通して現状を知り、2日目は現状を知った上で未来ワークショップを行いました。
初日は、東日本大震災・原子力災害伝承館の見学とフィールドワークでは実際被害をうけたものや地域をみることが、どれも今まで得てきた情報を一新するほど印象に残った生徒が多かったです。2日目は、千葉大学大学院社会科学研究院教授 倉阪秀史先生による「これまでの双葉地方の復興現状」の講義を受け、2つのミッションを班で遂行しました。2つのミッションは①将来双葉地方、浜通り、福島県をどのような地域にしていくべきか②実現したい未来に近づくためには、今からどのような政策を実施すべきか です。各班とも、高校生らしい視点から将来を考えていて、この2日間で得られたものを十分にアウトプットしていました。
このワークショップを通じて、現状を知ることで自分の住んでいる地域の未来は自分たちの力で変えていく事ができるということを知り、前向きに行動していこうという意識が強くなりました。今後、この経験を活かしていってもらいたいです。
【フィールドワーク 被災地】 | 【フィールドワーク 旧大野小】 |
【ワークショップ】 | 【全大会】 |
令和4年度 SSH生徒研究発表会
日 時: 令和4年8月3日(水)~4日(木)
場 所: 神戸国際展示場
対象生徒: SSH探求部 高校2年生 3名
全国すべてのSSH高校の生徒たちが集まり、課題研究のポスター発表をするSSH生徒研究発表会に参加してきました。今年度は、感染対策をしっかり行ったうえでコロナ禍前と同様に2日間の日程でポスター発表や全体発表を開催する方法で実施されました。
今回は地学分野で「上部白亜系双葉層群足沢層における浮遊性有孔虫について」のポスター発表を行ってきました。生徒たちは今までの自分たちの研究成果を丁寧に伝えようと一生懸命に発表をし、審査員や他校生とのやりとりにおいて様々な角度から自分たちの研究への意見をいただき、思考を深めることができたとともに、研究発表の楽しさを味わうことができました。
その結果、「ポスター発表賞」を受賞することができました。この賞は、全体(220校)の13~35位相当に与えられるものです。日頃の先生方のご指導や保護者の協力と、生徒たちの努力が実を結んだものです。今後とも多方面からご支援のほどよろしくお願いいたします。
【会場前】 | 【発表の様子】 |
【全体会 スライド】 | 【全体会 表彰】 |
とうきょう総文祭2022
日 時: 令和4年8月2日(火)~4日(木)
場 所: 東京富士大学・文京学院大学
対象生徒: SSH探求部 高校3年生6名
真夏の陽射しが暑い中、第46回全国高等学校総合文化祭東京大会の自然科学部門において研究発表(生物)部門とポスター発表部門へ参加してきました。
昨年度は、和歌山県での開催でしたが、今年度は、コロナの感染が拡大していた中、一部の行事は中止になりましたが、東京で感染対策をしっかり行ったうえで開催されました。
1日目、会場に到着すると、全国の各都道府県の代表生徒たちが集まり、開会式が実施されました。感染対策のため、引率教員は別会場でのリモート視聴でした。そのあと、生物の研究発表だったため、すぐに準備をし、発表が始まると他校の発表を聞きながら待っていました。そして、自分たちの発表では緊張しながらもしっかり練習した成果を発揮できました。他校の様々な研究発表を聞き、今後の様々なアイデアを得ることができたようです。
ポスター発表のチームは審査が1日目と2日目にあるため、他校の発表をじっくり聞く時間はあまりなく、審査時間まで聴衆とのやり取りをしながら練習をしていました。審査員の前での発表では、今までの自分たちの研究成果を丁寧に伝えようと一生懸命に発表を行いました。また、聴衆とのやりとりにおいて様々な角度から自分たちの研究への意見をいただき、思考を深めることができたとともに、研究活動の楽しさを味わったようです。
3日目は、全国の高校生が集まっているということで、交流会と講演会が行われました。交流会は蜜を避けるため、教員は参加できなかったため内容はよくわからないですが、楽しかったようです。講演会は 瀬尾拡史 による「医療×3DCG=?」という演題のものでした。医師免許を持つサイエンスCGクリエーター兼プロデューサーとして活躍されている方で、NHKスペシャルのコロナ関連の映像などを作成していらっしゃる方でした。大変興味深いお話で、生徒も皆聞き入っていました。
最後は、表彰式と閉会式で各賞が発表されました。残念ながら、受賞はできませんでしたが、やはり、全国の高校生や審査員の先生方の前でのポスター発表や、ディスカッションは実りの多いものでした。特にポスター発表の生徒は1日のほとんどを発表時間に費やし、疲れたようでしたが楽しさを味わい、達成感も感じたようです。また、生徒たちは同年代が行った課題研究から多くを学ぶととともに、これらに大きな刺激を受けていました。今後、研究活動の質の向上につながるものと期待します。多くを学ぶことができた大会でした。
【会場前で記念撮影】 | 【ポスター発表の様子】 |
【審査中の様子】 | 【研究発表の様子】 |
コンピュータリテラシー育成講座(8月2日、3日)
日 時: 令和4年8月2日(火)・3日(水)
場 所: 本校コンピュータ実習室
参加生徒: 高校1・2年生 SSコース選択者
SSコース選択者を対象にコンピュータリテラシー育成講座を実施しました。
2日は1年生を対象に「Excel VBA」の講座が実施され、関数を使ったりVisualBasicでプログラミングの基本構造を学んだりしました。関数の使い方は今後のSS研究で活用することもあるため、友人たちと協力しながら取り組みました。
3日は2年生を対象に「Pythonを使ったデータ分析」の講座を実施しました。気象庁や会津若松市のオープンデータを使い、7~8月の気温をグラフ化したり、会津のイベントに参加している店舗情報を地図上にマッピングしたりしました。
以下、生徒の感想です。
【Excel VBA講座(1年)】
・文字数が多い上に1文字のミスで動かなくなるので結構時間がかかりました。ちょっといじるだけで変えられたりもしたので面白かったです。
・エクセルのくわしい使い方も今日初めて知りました。今日学んだことを使って これから、資料をまとめたりしたいです。
【Pythonデータ分析講座(2年)】
・今回初めてPythonというプログラム言語に触れたが、C++よりも簡単で使いやすいと感じた。データをグラフ化するとこも簡単にできたため便利だった。
・比較的簡単であり、また応用もできるPythonが世界中で使われ、普段使うアプリにも使われていることに納得できる。
海外研修オンラインミーティング(1回目)
日 時:令和4年8月3日(水)14:00~16:00
場 所:福島県立会津学鳳高等学校
参加生徒:高校2年生希望者12名
海外研修オンラインミーティングが8月3日(水)に本校で行われました。昨年に引き続き台湾の台北市にある建国高級中学と交流を行いました。下記の内容で実施され、第1回目の今回は会津学鳳高校がホスト校となり会の運営を行いました。
〇内容
・オープニングセレモニー(両校校長挨拶)
・両校学校紹介
・クイズゲーム大会(会津学鳳企画)
・小さいグループごとの交流
・総括
事前にメールアドレスを交換し、互いの交流パートナーと連絡を取り合っていましたが、初対面ということで生徒たちは緊張した様子でした。全体の進行や学校紹介、クイズ大会の各準備に追われながら小グループでの交流の準備を進めることに苦労していたようでしたが、積極的にコミュニケーションを取り、交流の時間を楽しんでいました。
次回は9月に第2回を予定しています。第2回はテーマを設定し、両校でテーマに関する発表を行います。
サスティナブル科学研修
日 時:令和4年7月28日(木)および29日(金)
場 所:7月28日(木)コミュタン福島、福島再生可能エネルギー研究所、猪苗代第二発電所
7月29日(金)アクアマリンふくしま、ワンダーファーム、楢葉遠隔技術開発センター
参加生徒:高校1年生SSコース選択者50名
7月28日(木)18名
7月29日(金)32名
令和4年度サスティナブル科学研修が7月28日(木)と7月29日(金)に行われました。“サスティナビリティ”をキーワードに「科学に対する興味関心の拡大」および「課題発見力や創造的思考力、情報活用能力、コミュニケーション力、グローバルリーダーシップの向上」を目的として県内各施設を訪問して実施しました。
高校1年SSコース選択者が下記2コースから1つを選択し、参加しました
〇7月28日(木)再生可能エネルギーコース
・コミュタン福島 福島県環境創造センター(三春町)
・産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所(郡山市)
・東京電力リニューアブルパワー株式会社猪苗代第二発電所(猪苗代町)
〇7月29日(金)動植物工学コース
・アクアマリンふくしま(いわき市)
・ワンダーファーム(いわき市)
・JAEA楢葉遠隔技術開発センター(楢葉町)
28日(木)のコースでは、日本の抱えるエネルギー問題を東日本大震災と原発事故を背景として学び、近年注目されている再生可能エネルギーの活用の必要性を学びました。福島再生可能エネルギー研究所では様々な発電方法のメリットやデメリットを知り、これからクリアしていかなくてはいけない課題についても学ぶことができました。また、猪苗代第二発電所では水力発電の歴史とその仕組み、発電方法の環境への負荷の少なさを目で見て体験的に学びました。生徒からは「今後の自身の生活を見直し、改めたい」や「自分たち高校生でも考えなくてはならない課題がたくさんあることが分かった」などと感想が挙げられました。
29日(金)のコースでは、アクアマリンふくしまにて海洋プラスチック問題についての講義を受けました。生徒はいわき市の海でもこの問題が発生していることを知り、「胸が締め付けられた」と述べていました。ワンダーファームではトマト栽培を先進技術で効率的に行っていることを学びました。最後の遠隔技術開発センターでは、ドローンや水中ロボット実習、VR体験などをとおして、廃炉に取り組む技術者の現場や課題について体験的に学ぶことができました。体験をとおして「県民の一人として貢献できる人間になりたい」や「これからの学習のモチベーションに繋がった」などと感想が挙げられました。
サイエンスブロッサム実験講座
日 時: 令和4年 7月26日(月)
場 所: 本校理科実験室3
対象生徒: 高校1年28名 高校2年14名
日本の女性科学技術者の状況を説明し、なぜ少ないのかを考える講義を行った。その後コイを解剖し、心臓を取り出してアドレナリン液、アセチルコリン液につけて心拍数の変化を観察し、心臓の自律性と自律神経とのかかわりについて学んだ。心臓の観察の後、浮袋や水晶体、脳の観察も行った
女性科学技術者に関しての講義が現状を理解するきっかけとなった生徒も多く、進路を考える機会の一つとなった。実験については、生きたコイを解剖することに抵抗をもちながらも、取り出した心臓が自律的に拍動したり、神経伝達物質によって拍動数が変化するようすを観察したりすることにより、学習している2年生はもちろん、まだ学習していない1年生も自律神経の働きについて理解することができた。「改めて命の神秘を感じた」「命に感謝したい」という感想が多く、生命への理解、関心が高まった実験となった。
【講義の様子】 | 【解剖の様子1】 | 【解剖の様子2】 |
国際メンタリングワークショップJoshikai in Fukushima 2022
日 時: 令和4年7月23日(土)~25日(月)
場 所: 日本原子力研究開発機構 楢葉遠隔技術開発センター
対象生徒: 高校1年SSコース 3名
原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)主催の国際メンタリングワークショップ Joshikai in Fukushima 2022に本校高校1年SSコース選択者の女子3名が参加して来ました。日本原子力研究開発機構 楢葉遠隔技術開発センターに全国から37名の女子生徒が参加し、「理工系分野での私の未来を考える」というテーマのもと7/23・24とワークショップを行いました。また、7/25にはオプションツアーで福島第一原子力発電所内の施設見学を行ってきました。
初日は、「インプットの日」ということで海外の科学者を含む8名のメンターさんの基調講演を聞き、女性としての立場から研究者としての活躍する姿をみて非常に刺激を受けていました。2日目は、「アウトプットの日」ということでグループディスカッションを行い、それぞれのグループでの意見をまとめました。今まであまり考えていなかった将来の自分の姿を他者に話すことで、自分の進む道が見えてきたようです。最終日は、福島第一原子力発電所内の現状を聞き、その後施設見学を行いました。実際に事故現場を目の当たりにして、多くの教訓を得ることができました。
この3日間を通して、女性としての将来設計や福島第一原子力発電所事故から何を学ぶべきなのかを深く考えることができました。今後の高校生活をどのように過ごしていくかを他校生や研究者と話すことで見えてきたかもしれません。
【全体会】 | 【ワークショップの様子1】 |
【ワークショップの様子2】 | 【フォトセッション】 |
放射線実習セミナー
日 時: 令和4年7月22日(金)
場 所: 本校 講義室1(講義)、理科実験室1・第1理科室(実習)
対象生徒: 高校1年SSコース選択者 50名
7月22日(金)に放射線実習セミナーを実施しました。前半は東北大学の長谷川晃教授に放射線の基礎知識、放射線の性質、原子力防護などについて講義を行っていただきました。その後、実験室に移動して長谷川教授と日本原子力文化財団事務局の近野俊治氏に自然放射線の測定、距離の逆2乗則、γ線の物質による吸収の実習を行っていただきました。はかるくんを使って、簡易的に校舎内の放射線量の測定を行い、講義の中で御影石は放射線量が高いという話を聞いた生徒は実際に確かめていました。生徒たちは講義と実習を通して、高校の授業ではまだ学習していない放射線について理解を深めるきっかけとなったのではないでしょうか。
【講義中の様子】 | 【実習中の様子】 |
ブナ林研修(7月9日~10日)
場 所:ただみ・ブナと川のミュージアム、癒しの森、余名沢ブナ林
対象生徒:SSH産業社会 1年SSコース選択者
7月9日(土)~10日(日)にかけて、只見町に1泊2日の研修へ行ってきました。新潟大学名誉教授兼只見町ブナセンターの館長でもある紙谷氏や同館職員の方々のご指導のもと、実習が行われました。ただみ・ブナと川のミュージアムでは只見町の自然について学習できたほか、ヘビとの触れ合いや、カエルの生態の観察もでき、生徒たちは興味津々で館内を見学していました。癒しの森や余名沢のブナ林での実習では、鬱蒼とした森に最初は戸惑っていましたが、実習後半には手順にも慣れ、班で協力して実習を行うようすが見られました。生徒からは「貴重な体験ができた」という声が多数聞かれ、充実した研修となりました。
高校生による会津地域活性化プロジェクト 「ALMS」 始動
日 時: 令和4年 7月 2日(土)
場 所: 本校第一講義室
対象生徒: 会津学鳳高校2年生12名 会津ザベリオ高校2年生10名
会津地区の高校生が地域企業からの課題に対し、自分たちの考えや解決策の意見交換をくり返して解決策を見出す場を設けたいという趣旨のもと始動しました。
会津地域の課題を自分事として捉え、さらに広い視野で課題を発見する力、コミュニケーション能力の向上を図り、この取り組みをきっかけに高校生同士の交流が増え、高校生が会津における地域創生の力になることを期待して「ALMS=Aizu Local industry Matching by high school Student」という名称をつけました。今年度は、会津学鳳高校2年生と会津ザベリオ高校2年生で活動を行っていきます。会津若松青年会議所、会津若松商工会議所青年部、福島県中小企業家同友会会津地区、会津若松市、一般社団法人AiCTコンソーシアムなどから29社の企業・自治体様の協力を経て実現しまし事業です。
6つのテーマに分かれ、会津地域の問題点を見つけ解決していきます。これから議論を深め、会津地域を活性化させるために頑張っていきましょう!
復興と廃炉に係る研修「東京電力福島第一原子力発電の事故と復興について考える」
日 時: 令和4年6月17日(金)
場 所: 本校 講義室1
対象生徒: 科目SSを選択している2年生 40名
東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所事故後における福島県の現状と復興について伝えるために、生徒自身で正確な知識を発信できる力を育成する目的で実施したプログラムです。
経済産業省資源エネルギー庁 木野正登 参事官をお迎えし、福島第一原子力発電所「廃炉と未来」というテーマで約40分の講義をいただきました。あの日福島で起こったこと、現在の状態、廃炉へ向けてどのような取り組みが行われているか丁寧に教えていただきました。
その後、9班にわかれ、「問いをたてる」というグループワークを行いました。10分間程度で各班で問いを立て、その後1時間をかけてその問いに対して木野さんから直接回答をしていただきました。
《質問内容の一部》
・現在、原発内で何人くらいの人が働いているのか?保険は?
・処理水の海洋放出以外はなぜ却下されたのか?
・津波の想定が5mだった理由は?
・原発本体を覆うドームの形状が異なるのはなぜ?
《生徒の感想の一部》
・今回の講義は福島県に住む私たちにとって、とてもためになるものであった。この11年間で原発について、たくさんのことを知ってきたつもりだった。だが、トリチウム水の問題や当時の事故の状況など初めて知った。悪いことも多い反面、地道ながら復興に向かっていることもわかった。この問題は決して忘れてはいけないものなので、これからも、その動向に注目していきたい。
・私は今回の講義や、グループ活動を通して、十一年前に起こった地震や津波によって、原子力発電所が受けたダメージや、それによる私達の生活への影響について詳しく知ることができました。十一年経った今でも、放射線に関する風評被害は完全には収まっていないと聞きました。そして、原子力発電所から排出されるであろうトリチウムについて人々の不安の声が絶えないとおっしゃっていました。高校生である私には風評被害の解決などはできませんが、もし、放射線などを気にして、農産物や魚類を買わないと言う人が身近にいたら、今日の講話で学んだことを話してみたいと思います。
【講義の様子】 | 【話し合いの様子】 | 【模型を見ている様子】 |
高校1学年SSH産業社会講演会 「Society5.0とテータ分析」を実施しました (2022/06/15)
6月15日(水)に、スマートシティAiCT に入居する凸版印刷(株)の稲田優史(いなだゆうし)氏をお迎えし、「Society 5.0とテータ分析」についての講演をいただきました。
高校1学年のSSH産業社会の授業では、グローカルコースを選択した生徒たちは今後、地域探究を実施します。これは会津が抱える諸課題に目を向け、地域行政・企業の取り組みを理解する活動です。この講演では探究活動に必要なデータ分析の方法をSociety 5.0で求められる力と関連付けながら学ぶことができました。
SSH産業社会 SSコースガイダンス
日 時: 令和4年5月18日(水) 7校時
場 所: 本校2階 大会議室
対象生徒: 1年SSコース選択者
生徒たちが探究活動を行うSSH産業社会が、いよいよ本格的に指導しました。初日は、自然科学に関する探究活動を行うコース(SSコース)を選択した生徒51名を対象に、ガイダンスを行いました。探究活動の意義や活動内容などについて、生徒たちは真剣なまなざしで話を聞いていました。その後、活動班に分かれ、交流をしました。
知見を広げ、1つでも多くの『好き』が見つかるよう、楽しみながら今後の活動に取り組んでほしいと思います。
【ガイダンス中の様子】 | 【交流の様子】 |
GSコース 1年間の振り返りと次年度に向けて
日 時: 令和4年3月9日(水)
場 所: 本校大講義室、各教室
対象生徒: 高校1学年GSコース選択者
高校1学年GSコースでは、教員班発表と1年間にわたって取り組んできた探究活動の振り返りを行いました。
教員班発表では、教員チームが取り組んだ探究活動の成果について発表をしました。生徒だけではなく、教員自ら探究活動を実践する、まさしく「チーム学鳳」でした。
振り返りでは、探究活動自体に対するフィードバックはもちろんのこと、チームとして助け合いながら活動できたこと、来年度に向けてどのような活動をしていくべきかなど様々な角度から振り返りを行うことができました。
この1年間、地域課題に向き合う中で色々なことを感じ、学び、成長できたのではないでしょうか。来年度の探究活動にも期待したいと思います。
GSコース選択者の皆さん、本当にお疲れ様でした!
令和3年度SSH成果発表会および課題研究発表会
日 時: 令和4年2月17日(木)
場 所: 本校第一体育館、高校棟各教室、各実験室、各コンピュータ室
対象生徒: 高校1、2年生、中学校3年生
この1年間取組んできた、高校1年SSH産業社会GSコース・SSコース、高校2年SSH・総合的な探究、中学3年RPの探究活動・課題研究の発表会を行いました。
新型コロナウイルス感染症対策のため、今年度も主にリモート配信で発表会を行いました。今回は、ポスター発表を体育館会場と教室へのリモート配信で行い、学年別に分けることで感染症対策を行い実施しました。
全体会では、1年生のSSH活動報告、2年生の復興・廃炉に係る研修と海外研修の台湾リモート研修の成果発表を行いました。その後、1年GSコース3件、2年総探コース3件、1年SSコース1件、2年SSコース3件の代表生徒がそれぞれのテーマの成果を発表しました。
今回の発表は地元に根付いた探究活動が多く、新たな視点でみることで今まで知らなかったことが多いことに気付かされました。また、今年度も生徒理科研究発表会でポスター部門と生物部門で最優秀賞に輝いた研究の発表も行われ、両班ともプラスチックと生物の関係性について非常に多くの根拠資料をもとに成果が示されたので納得した内容でした。日頃の研究活動を丹念に行っている様子がわかるものでした。
ポスター発表は、80テーマのポスターが体育館に掲示されました。密を避けるために見学者を時間ごとに分け、体育館での見学と各教室でのリモート発表を聴講する形としました。発表された研究内容が素晴らしく、発表を聞いた生徒からも活発な質問が飛び交っていました。各学年どのような研究を行なっているのかを知る、また来年はどのような探究活動を行っていくのかを考えるのに非常に有効なものとなりました。先輩から後輩へのつながりがあり、学校全体で発表会を行う意義が達成できたと感じています。
1日を通して、それぞれの成果を十分に発揮できました。発表者・見学者ともコミュニケーション力が向上し、互いの成長を感じることができた発表会でした。本当にお疲れさまでした。
GSコース 企画講評会
日 時: 令和4年2月16日(水)
対象生徒: 高校1学年GSコース選択者
これまで会津地方の10の地域・場所に分かれ、課題解決を目標に活動してきた「地域探究」の総まとめとして、「企画講評会」をオンラインで実施しました。
本来は直接企業や自治体の方に向けて発表をする予定でしたが、新型コロナの影響を受け、事前審査+オンライン講評での開催となりました。
審査は、スマートシティAiCTに入居される凸版印刷様より、川口一八様、曽根友実様、稲田優史様にご協力いただき、生徒企画一つひとつについて、良かった点・改善すべき点を講評してただきました。そして、会の最後には優れた企画(AiCT賞)を発表いただきました。
<審査結果>
AiCT壮大で賞(大賞):柳津町班 「温泉・サウナで疲れを癒そうプロジェクト」
逆転の発想で賞:檜枝岐村班 「檜枝岐村の星空を知ってもらうには?」
企画&コンセプト賞:会津若松第2班 「神明通り 人盛り盛り 気分アゲアゲ シャッターカシャカシャ」
チャレンジ賞:会津若松第12班 「「会津若松市に行きたい!」と思うような魅力を広めるには?」
活動をとおし、企画の実現がより現実味を増したことを実感するとともに、今後、自分たちが何をすべきかを明確にすることができました。
ご協力いただきました凸版印刷の皆様、本当にありがとうございました。
福島県SSH英語による課題研究発表会(オンライン開催)
日 時:令和4年1月30日(日)
場 所:自宅からのオンライン参加
参加生徒:高校2年生SS選択者40名
令和3年度福島県SSH英語による課題研究発表会が1月30日(日)にZoomミーティングによるオンラインで行われました。県内のSSH指定校3校(本校、福島高校、安積高校)の生徒約100名が参加し、互いに課題研究の成果を英語で発表しました。本校の発表は物理、化学、生物、地学、情報、数学の6分野で全11班が発表を行いました。新型コロナウィルス感染症対策として、本校生徒は自宅からオンラインで参加しました。また、今年度は主幹校として、本校生徒が会の運営や発表の進行を英語で行いました。慣れない英語での発表や会の運営に加え、オンライン開催による情報機器の操作もあり、生徒たちは緊張や苦労が多かったようです。
すべての班が無事に発表を終え、会の運営もやり遂げることができました。生徒たちからは「他校の英語力の高さに刺激を受けた」や「英語での司会進行という貴重な経験ができてよかった」、「オンラインミーティング等はこれからの将来必要なスキルとなるので、経験できてよかった」、「英語での受け答えや、ネットワークのトラブルに臨機応変に対応ができて成長できた」などの前向きな感想が挙げられました。
対面での深いディスカッションができなかったのは残念でありましたが、今回の貴重な経験を今後に活かしてほしいと思います。
震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部交流会
日 時:令和4年1月24日(月)
場 所:本校コンピュータ実習室
参加生徒:高校2年生1名
令和3年度「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部交流会」が1月24日(月)にオンラインで開催され、本校生徒1名が参加しました。今年度、高校2学年SS選択者40名が震災と復興に関する地域課題学習に参加し、本校代表として2年5組の青田昂志郎君がその成果を発表し、他校の生徒と共有しました。
自身の震災での経験を詳細に語ったうえで、今年度の「原発事故に関する研修」や「津波被害にあわれた方の体験」を聞いたこと、県内で行われた様々な「復興と未来を考えるワークショップ」での話を写真付きのスライドで発表しました。発表の最後には県内で参加した30校の生徒の前で「将来は医療の道に進み、地域に密着した住民の暮らしに寄り添うことができる医師を目指したい」と話しました。
発表を聞いた他校生からは「いろいろな企画(研修)に参加していてすごいと思いました。素晴らしい医師になってください!」、「辛い経験を活かして頑張ってください。」、「医者になる一歩につなげてください。」、「実際に体験したことを通し、自分たちに何が出来るのか深くまとめられていてすごいと思いました。」、「将来の目標、かなえられるといいですね。頑張ってね。」、「すごくわかりやすくて、良い発表だと思いました。」などの感想やコメントが寄せられました。
(お知らせ)令和3年度 SSH研究成果発表会および課題研究発表会における発表テーマ一覧
日時:令和3年2月9日(水)
来る2月17日(木)に本校で開催されるSSH研究成果発表会および課題研究発表会における発表テーマ一覧を掲載します。今年は、新型コロナ感染症対策のため主にリモートでの開催となります。後日、その様子をホームページに掲載しますのでご覧ください。