SSH 活動の記録

2021年9月の記事一覧

高校1年SSコース ブナ林研修発表会

日  時:令和3年9月22日(水)

場  所:本校各教室

対象生徒:高校1年生 SSコース選択者

 

 高校1年生SSコースの生徒による、ブナ林研修の発表会が行われました。

 夏季休業中に実施した「SSH野外研修」で行った調査を通して、班ごとに研究・考察を行い、ブナ林に対する理解を深め、その内容をポスターにまとめて発表を行いました。

 生徒たちは担当教員による指導のもとポスターの作成と練習を行い、本番に臨みました。とても緊張した様子でしたが、どの班も熱心に発表を行っていました。

 後日、教員による審査と生徒による投票により順位を決め、表彰を行う予定です。

 生徒の皆さん、お疲れ様でした。

発表の様子1発表の様子2発表の様子3

高校2年SSコース 復興と廃炉に係る研修「1F廃炉ワークショップ」

日  時: 令和3年9月10日(木) 15:20~17:45

場  所: 講義室1、高校特別教室1、理科実験室1、第1理科室

対象生徒: 高校2年生SSコース選択者 40名

 

 東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所事故後における、福島県の現状を伝えるために、生徒自身で正確な知識を発信できる力を育成する目的で実施したプログラムです。

 原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)さんの御協力のもと、オンラインで実施しました。

 初めに、事前レクチャーの映像を見た後、「福島第一原子力発電所の廃炉に係る現状と今後の課題」としてNDFの福田俊彦さんから講義を受けました。15の疑問や不安なことについて、丁寧に解説していただきました。

 その後、8班にわかれ、「問いをたてる」という内容でグループワークを行いました。10分程度で各班で疑問点などに対して問いを立て、その問いに対しNDFの福田さんから1時間程度回答してもらいました。

 <主な質問内容>

  • 燃料デブリを取り出した後どうするのか
  • 処理水、とくにトリチウムについての取り扱いについて
  • 廃炉に関わっている人や作業員について

 

●生徒の感想(一部)

  • 廃炉には様々な問題があるが、今回のようにその取り組みを理解することによって自分たち自身で問題点や解決策を考えることも可能になると思った。今回、疑問を出し合って考えを深めることができたのはとても良い経験だったと思う。今まで廃炉の危険性を不安に思っていたが、この研修で詳しく説明を受けたため私たち若者がいつまで続くか先の見えない廃炉の問題の次世代の担い手として尽力していくべきだと改めて思った。今後このような話題も積極的に取り入れて、さらに考えを深めていけたらと思う。

事前レクチャー講義問いを考える

SSH探求部 古生物班 (3)化石拾い

日  時: 令和3年9月9日(木) 放課後

場  所: 本校 理科実験室1

対象生徒: 高校1年SSH探求部 7名 高校2年SSコース選択者 3名

 前回(※7月2日:(2)硫酸ナトリウム処理)までに薬品処理をすべて終了し、これからサンプルから浮遊性有孔虫の化石拾いに入ります。今回は、県立博物館の相田優さん、猪瀬弘瑛さん、吉田純輝さんをお招きして化石拾いの指導していただき、実践まで行いました。

 双眼実体顕微鏡を用いて1mmにも満たない化石の見つけ方、取り出し方、保存の仕方を学びました。生徒たちは、初めて見る有孔虫化石に戸惑いながらもじっくり観察し、見つけだした時は喜びの表情を浮かべていました。これから1サンプルにつき約200個体を見つけ出します。頑張っていきましょう!

顕微鏡の取り扱い方の説明有孔虫化石の取り出し方の説明実践1実践2