SSH 活動の記録

サイエンスブロッサム実験講座

日  時: 令和4年 7月26日(月)

場  所: 本校理科実験室3

対象生徒: 高校1年28名 高校2年14名

 

 日本の女性科学技術者の状況を説明し、なぜ少ないのかを考える講義を行った。その後コイを解剖し、心臓を取り出してアドレナリン液、アセチルコリン液につけて心拍数の変化を観察し、心臓の自律性と自律神経とのかかわりについて学んだ。心臓の観察の後、浮袋や水晶体、脳の観察も行った

 女性科学技術者に関しての講義が現状を理解するきっかけとなった生徒も多く、進路を考える機会の一つとなった。実験については、生きたコイを解剖することに抵抗をもちながらも、取り出した心臓が自律的に拍動したり、神経伝達物質によって拍動数が変化するようすを観察したりすることにより、学習している2年生はもちろん、まだ学習していない1年生も自律神経の働きについて理解することができた。「改めて命の神秘を感じた」「命に感謝したい」という感想が多く、生命への理解、関心が高まった実験となった。

講義の様子 解剖の様子1 解剖の様子2
【講義の様子】 【解剖の様子1】 【解剖の様子2】