SSH 活動の記録

カテゴリ:SSH

あいづサイエンスフェア2021

日  時:令和3年12月18日(土)

場  所:アピオスペース 会議室・研修室

対象生徒:中学 情報科学部 27名

     高校 SSH探求部 31名

 

 会津地域の科学教育の拠点校として、市民の理科教育・科学技術への興味関心を高める目的で、一般の方を対象とした科学実験講座を、初めて会津学鳳中・高共同で開催しました。

 ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

 今回は、物理「紙コップで万華鏡」、化学「クリスマスツリーに雪を降らせてみよう」、生物「ペーパークロマトグラフィーでサインペンの色素を知ろう」、地学「液状化現象を見てみよう」、情報「LEGOで作ったいろいろなロボットを動かしてみよう!」、中学「ムラサキキャベツの七変化」の6つの実験ブースを設け、約250名の来場者が参加してくださいました。

 参加してくれた小学生たちは、様々な実験に触れることで科学を楽しんでくれました。学鳳生たちも、説明や指導に一生懸命対応していました。この経験をもとに、発表会などでの説明の仕方に役に立てていければと思います。

 来年度も、開催予定です。ぜひ、またお越しください。

【物理】 【科学】 【生物】

紙コップで万華鏡

クリスマスツリーに雪を降らせてみよう

ペーパークロマトグラフィーでサインペンの色素を知ろう

【地学】 【情報】 【中学】

液状化現象を見てみよう

LEGOで作ったいろいろなロボットを動かしてみよう!

ムラサキキャベツの七変化 

※この活動は福島民報新聞、福島民友新聞にも掲載されました。

 福島民友:小学生たちと一緒に理科実験 会津学鳳中・高がサイエンスフェア

 

高校1年SSH GSコース 企画検討会

日  時:令和3年12月15日(水)

場  所:高校1学年各教室

対象生徒:高校1年生GSコース選択者

 9月から取り組んできた「会津・地方創生プロジェクト」ですが、今回は班ごとに課題解決プランを発表し、その企画について地域の方々と話し合う「企画検討会」を実施しました。今回は講師として多くの自治体・企業の方にご来校いただきました。

 生徒たちは緊張しながらも、自分たちの準備した企画を精一杯プレゼンテーションしました。発表後のグループ別座談会では講師の先生方との対話を通じながら、企画の改善点や今後自分たちがすべきことついて確認することができました。

 講師の方々からは「企画に対するデメリットについても考える必要がある」、「高校生ならではの視点からの提案に驚いた」、「詳細を詰めれば実際の企画として実現可能ではないか」「地域づくりのための意見交換ができ、大変参考になった」など、たくさんのアドバイスやお褒めの言葉をいただきました。

 ご協力いただいた各自治体・企業のみなさま、本当にありがとうございました。いただいたアドバイスをもとに企画がより良いものとなるよう、今後も活動をすすめてまいります。

<生徒感想より>

  • 講師の方々は地域の現状や事業などを詳しく知っており、多くのアドバイスをくださった。私たちに足りない部分の解決方法を一緒に考えてくださり、解決策の案を深めることができた。同じ喜多方市を探究していても、班によって課題や解決策が異なり、聞いていて面白かった。

  • 自分たちではこれくらいで大丈夫だろうと感じていたが、第三者の目線が入ることによりもっと客観的に捉えることでき、もう少しデータを取るべきだったなどの反省点を多く得ることが出来た。

  • 高校生が考えた案は漠然としていて地域の方に受け入れられるか不安だった。しかし、漠然とした内容でも詰めていけば地域の活性化につながると感じることができた。また、現地に行かないと分からないことを知れて2月の発表のときに生かせる多くの内容を伺えてよかった。

  • 会津若松市の問題解決を自分の中で勝手に、「大人の人がやってくれているから大丈夫」「自分じゃなくて誰でもいい」などと人任せに思っていた部分がありましたが、企画検討会を通してこれからの未来は市民全員が一丸となって問題解決に向かっていかなければいけないなと思いました。

福島県高等学校文化連盟自然科学専門部 会津支部 生徒理科研究発表会 

日  時: 令和3年11月13日(土)

場  所: 本校大講義室

対象生徒: 2年生 SSH選択者、SSH探求部

 

 福島県高等学校文化連盟自然科学専門部会津支部生徒理科研究発表会が本校大講義室において、開催されました。今年度も新型コロナウイルス感染症の拡大により開催が危ぶまれましたが、感染防止対策を取りながらの開催となりました。本校生徒49名、会津高校12名、葵高校1名、喜多方高校4名が参加しました。

 このコロナ禍において、研究の継続が難しかったこともあったと思いますが、口頭発表が14件、ポスター発表が11件とさまざまな分野の研究発表がされました。生徒たちは、他校生の発表を聞いて、さらなる研究のヒントを得たり、自身の発表を経験することでプレゼンテーションの仕方について学んだようでした。

 今後の学習に対するモチベーションの向上にもつながったようで、これからの学校生活において生かしていけると思います。

令和3年度 第34回福島県高等学校生徒理科研発表会

日  時:令和3年11月20日(土) 物理・化学部門口頭発表、ポスター発表映像審査

         11月21日(日) 生物・地学部門口頭発表

場  所:福島県立会津学鳳高等学校

対象生徒:高校2年生科目SS選択者 40名

     高校1年生 SSH探求部 9名

 

 今年度の福島県高等学校生徒理科研究発表会は、コロナ禍の中、感染予防対策をとりながら、本校において実施されました。参加者が密になるのを避けるため、講演会は中止し、口頭発表も分野ごと2日間に分けての実施、また、ポスター発表は映像審査となりました。昨年度はすべての発表において映像審査だったため、審査員の前で発表を行うのは初めてとなる生徒たちでしたが、苦労して行ってきた研究活動の成果を一生懸命に発表していました。努力の甲斐があり、最終的には、全ての研究班が素晴らしい発表を行うことができました。

 また、本校が会場ということもあり、自分たちの係の仕事にもしっかり取組み、大会の成功に寄与しました。当日の発表と大会の準備から運営に至るまで、学鳳生の素晴らしい頑張りをみることができました。本当にお疲れさまでした。

 本校は、口頭発表7件(物理1件・化学1件・生物4件・地学1件)、ポスター発表9件発表しました。

 大会結果は以下の通りです。

 全国大会に出場する研究班は、来年度に向けてますます研究に励んでほしいです。

 

 ○   ポスター発表部門 (映像審査)

  最優秀賞(1位)

  「ハチノスツヅリガの幼虫の腸内プラスチック分解菌の探求(最適条件の探求)」

   ※令和4年度全国高校総合文化祭 に出場決定

  優秀賞 「白色腐朽菌のプラスチック分解能の研究」

 

 ○    口頭発表部門

  最優秀賞(1位)

   生物部門「白色腐朽菌のプラスチック分解能の研究」

   ※令和4年度全国高校総合文化祭 に出場決定

  優良賞

   化学部門「会津産アスパラガスの機能性についての研究」

   地学部門「上部白亜系双葉層群足沢層に産する有孔虫について」

令和3年度 「科学の甲子園」 福島県大会

日  時:令和3年11月14日(日)

場  所:福島県教育センター

参加生徒:高校1、2年生 希望者14名

 

 令和3年度「科学の甲子園」福島県大会が11月14日(日)に福島県教育センターで行われました。今年度は、新型コロナウイルス感染防止の観点から、2年生(8名)と1年生(6名)の2チームで参加しました。

 大会は以下の内容による競技形式で行われました。

 (1)筆記競技(配点180点)

  • 理科、数学、情報の中から、知識を問う問題及び知識の活用について問う問題で競う。
  • 教科・科目の枠を超えた融合的な問題も出題され得る。

 (2)実技競技(配点360点:実験競技180点、総合競技180点)

  • 理科、数学、情報に関わる実験、実習、考察等、及び科学技術を総合的に活用して、ものづくりの能力、コミュニケーション能力等により課題を解決する力を競う。
    1.実験競技:理科に関わる観察、実験で競う。
    2.総合競技:課題に関する競技及びレポートで競う。(種子のモデル製作)

 今年度の大会は、県内10校13チームが参加しました。

 1年生は課題に取り組む時間も多く、その成果もあって滞空時間部門では上位の結果を出し、実験競技では同率2位の成績でしたが、残念ながら入賞までは至りませんでした。2年生チームも、昨年度のリベンジとしてほかの研究活動と並行して頑張りましたが、入賞することはできませんでした。

 大会に参加した皆さん、お疲れさまでした。1年生の皆さんはぜひ来年も挑戦し、入賞を目指してもらいたいと思います。