カテゴリ:SSH
1年SS オリンパス研修
日 時:令和3年11月26日(金)
場 所:本校講義室1
対象生徒:高校1年生 SSコース選択者
地元企業の会津オリンパス株式会社様より、内視鏡の歴史や仕組みに関する講義をしていただきました。
聴講した生徒たちは、9月末に内視鏡を用いた医療について福島県立医科大学の先生よりご説明いただいており、本研修では、内視鏡がどのように生産されているのかを知ることができました。
現代の医療に欠かすことのできない内視鏡が、非常に身近な地域で生産され、世界の医療を支えているという事実に驚く生徒も多くみられました。
生徒から、「会津にそのような会社があることを誇りに思う」といった意見も聞かれ、地域の魅力を感じられる研修になったのではないかと思います。
海外研修オンライン交流会(2回目)
日 時:令和3年12月3日(金)
場 所:本校情報演習室
参加生徒:高校2年生 希望者10名
令和3年度の海外研修として、オンライン交流会を12月3日(金)に本校情報演習室で行いました。交流校は台湾の建国高級中学の生徒で、7月に続き2回目の実施となりました。今年度の交流のメインテーマは“人権”です。
今回は以下の内容による交流を行いました。
- 人権をテーマにした口頭発表(学鳳2件、建国中2件)
- 口頭発表に対する小グループに分かれての評価
- 各班からの発表
本校の代表2班は「世界の児童労働問題について私たちにできること」「インターネットやSNSとの関わり方」をテーマとして発表しました。“人権”に対する意識や考え方は国や地域、年代でも様々で、自分たちの考えや意見を相手に分かりやすくかつ正確に伝えることに、生徒たちは大変苦労したようでした。
1回目の交流のとき以上にコミュニケーションをとれる生徒が増え、活発にディスカッションが行われました。次回、最終回である3回目は、これまでの学びを基に「高校生が人権問題のためにできること」を一人一人が考え、まとめます。
国際メンタリングワークショップVirtual Joshikai in Fukushima 2021
日 時:令和3年10月12日(火)~14日(木)
場 所:本校情報演習室
参加生徒:高校2年生 希望者4名
国際メンタリングワークショップ Virtual Joshikai in Fukushima 2021 が10月12日(火)から3日間行われ、本校情報演習室から参加しました。福島の課題に取り組む理工系女性人材の育成を目的として、高校生が国内外の理工系女性研究者・技術者とオンラインで交流を行いました。
内容は以下のとおりです。
テーマ「理工系分野での私の未来を考える」
1日目:インプットの日
- 基調講演
- メンター講演
- 特別講演(福島レクチャー)
2日目:ディスカッションの日
- 6グループに分かれてディスカッション
3日目:アウトプットの日
- 発表
本校生徒が廃炉に高い関心を持っているルーマニアの高校生と交流することで、海外の人たちに分かりやすく説明できるようになるため、正しい知識を自分の中でかみ砕いて理解し、英語力を向上させなくてはいけないことを学びました。
また、廃炉に関する技術開発は世界各国の研究者によって進められていることを知り、福島の復興と理工系分野の女性の社会進出、そして自身の将来について深く考える機会となりました。
福島第一廃炉国際フォーラム
日 時:令和3年10月31日(日)
場 所:浪江町地域スポーツセンター
参加生徒:高校2年生希望者6名
福島第一廃炉国際フォーラムが10月31日(日)浪江町地域スポーツセンターで行われ、本校高校生6名が参加し、うち1名が福島県の高校生代表として登壇しました。
代表の生徒は、「原発事故当時まだ幼く、得体の知れない何かにおびえていました。ふるさとである浪江を想い、安全で最適な方法での廃炉作業が完了し、東日本大震災の原発事故が終息することを心から願っています。」と参加者の前で堂々とした発表を行いました。
フォーラムの内容は以下のとおりです。
- 開会挨拶
- 福島第一廃炉10年の歩み
- 1FサイトのVirtual Tour
- 福島第一原子力発電所福島復興へ向けた地元とのコミュニケーションの取り組み状況
- 生徒発表
- はいろのいろは共創ワークショップ
- ふたば未来ワークショップ
- 国際メンタルワークショップ
- パネルディスカッション
- 全体総括
ふたば未来ワークショップ
日 時:令和3年10月17日(日)
場 所:本校情報演習室
参加生徒:高校2年生 希望者3名
ふたば未来ワークショップが10月17日(日)に行われ、本校情報演習室から参加しました。福島の未来を担う人材として、福島第一原子力発電所の事故とその後を理解し、現状を適切に伝える力を身に付けることを目指し、2年生3名が参加しました。
ふたばの復興・未来を高校生が自ら考え、提案するワークショップ形式の研修でした。
内容は以下のとおりです
- 2050年の双葉地域・福島第一原発廃炉についてのレクチャー
- 質問シートの作成
- 質問への回答
- グループワーク
- 2050年の双葉地域の課題を書き出す
- 政策提言を考える
- プレゼンテーション
政策提言では、「東京とふたばを繋ぐ新幹線を開通させる」や「大型商業施設の設置」、「テーマパークの開園」、「ご当地アイドルの結成」、「プロスポーツチームを本拠地として誘致」など、人口を増やすことを目指して高校生ならではの発想で、様々な意見が発表されました。
今回のワークショップをとおして、生徒たちは“知ること”、“考えること”、“意見を持つこと”の大切さを学びました。
代表者は月末に開催される「福島第一廃炉国際フォーラム」で成果発表を行います。