カテゴリ:SSH
SSH探求部 古生物班 サンプル処理 (1)サンプル破砕
日 時: 令和3年6月22日(火) 16:30~18:00
場 所: 本校 理科実験室1
対象生徒: 高校1年生SSH探求部 7名 高校2年生SSコース選択者 3名
6月13日(日)に採取したサンプルを乾燥させたのち処理をおこなっていきます。今回は、県立博物館の相田優さんをお招きし、サンプル破砕のしかたのご指導をいただきました。
まず、サンプルの取り扱いでもっとも気にしなければならいことは「試料混合 contamination 」なので、注意を払って扱うことを教えていただきました。その後、サンプルをハンマーを使って1~2cm角に割り、500mLビーカー半分程度まで入れ、乾燥器へいれます。その後1週間くらい放置し、サンプルが乾燥したら次の工程へ移ります。
今回は、ハンマーを使って岩石を割るという初めての試みをしました。最初は恐る恐る作業をしていましたが、徐々に慣れてきてスムーズにおこなうことができました。処理したサンプルの中から多くの有孔虫がでてくることを祈ります。
SSH探求部古生物班・2年SS地学班 サンプル採取へ
日 時: 令和3年6月13日(日)
場 所: いわき市アンモナイトセンターおよびその周辺
対象生徒: SSH探求部古生物班7名、2年SS地学班3名
県立博物館との共同研究「双葉層群から産する微化石の研究」のサンプル採取のため、いわき市アンモナイトセンター(いわき市大久町)へ行ってきました。今回は双葉層群足沢層の地層からサンプルを採取しました。サンプル採取にあたっては、県立博物館の猪瀬弘瑛さん、吉田純輝さん、アンモナイトセンターの歌川史哲さん、いわき市石炭・化石館の吽野翔太さんにご協力いただきました。
まず、午前中は足沢層から産出する化石の講義を受け、そのあとセンター内の地層から化石発掘を行いました。初めての発掘体験でしたが、手ほどきを受け多くのイノセラムス(二枚貝の一種)の化石をとることができました。午後は、アンモナイトセンターから約300m離れた場所の地層からサンプル採取を行いました。大きなつるはしを駆使し、有孔虫がとれそうな泥岩を採取しました。
今後、このサンプルを処理し、得られた有孔虫から詳細な地質年代を明らかにしていきます。
高校1年生SSH SSコース ブナ林ミニ研究 講義
日 時: 令和3年6月2日(水)
場 所: 本校 講義室1
対象生徒: SSコース選択者 54名
高校1年生SSコース選択者を対象にブナ林ミニ研究が始まりました。ブナ林野外実習を軸として、研究の進め方について把握していきます。
今回は研修の基本的な知識を理解するうため、「植生の多様性と遷移について」とい題で本校教諭 遠藤浩先生を講師として講義を行いました。ブナ林の形成の仕方などを、今後ブナ林に関する研修をしていくうえで必要なことを学びました。これからは、ブナ林に関する疑問点を見つけ、仮説を立て、考察・まとめを行います。
県立博物館と共同研究はじめます
日 時: 令和3年6月2日(水)
対象生徒: 高校1年SSH探求部 7名 高校2年生SSコース選択者 3名
探究活動で「化石の研究がしたい」という生徒からの希望があり、県立博物館の専門員さんへ相談したところ会津の化石はほとんど研究されているとの回答でした。それでも「化石の研究がしたい」という生徒の意気込みを買われ、専門員さんのいわきのフィールドでの共同研究を行なうことが決定しました。双葉層群における有孔虫の年代測定の研究はまだ詳しくなされていないということで、有孔虫における年代測定を研究することになりました。
県立博物館の猪瀬弘瑛さん、吉田純輝さん、相田優さんとともに新しい発見がなされることを期待しています。
共同研究の件に関して福島民報社さんから取材を受け、2021年6月3日付の新聞に掲載されました。
高校1年SSH GSコース第2回 探究入門
日 時: 令和3年6月2日(水)
場 所: 大講義室、各教室
対象生徒: 高校1年生GSコース選択者
高校1学年GSコース選択者を対象に第2回「探究入門」が行われました。
探究活動とはどのようなものかについて、教員によるデモンストレーションを交えながら活動内容を確認するとともに、今後のケーススタディの進め方について全体講義を行いました。
その後は各クラスに分かれてグループワークを行いました。生徒たちは前回、スマートシティAiCTの方々から提示された、食農分野と環境分野における「会津若松市の課題」の解決策についてグループごとに意見を出し合いました。身近な地域の課題について、生徒たちがどのような解決策を打ち出すのか楽しみです。