カテゴリ:SSH
令和2年度放射線実習講座
日 時: 令和2年7月31日(金)
場 所:大講義室、物理実験室、中学実験室
対象生徒:SSH産社40名
7月31日(金)の午後に、本校において放射線実習講座が実施されました。講座は2部構成で、前半は大講義室において原子や放射線の種類、人体への影響について詳しく学びました。後半は密を避けるため2班に分かれ、はかるくんを使った自然放射線の測定実験、距離の逆2乗の計測実験、γ線の物質の吸収実験を行いました。グラフ作成や数値計算などもありましたが、生徒達は熱心に実験を行い、充実した時間を過ごしました。
広島大学附属高校より寄贈されたサクラ 開花
日 時: 令和2年4月23日(木)
場 所:本校 東グラウンド北側
4年ほど前,平成27年末に広島大学附属高校および住友林業株式会社の協力により寄贈された広島市指定天然記念物「エバヤマザクラ」が開花しました。
当時(植樹式)の記事はこちら
http://www.aizugakuho-h.fks.ed.jp/sshHP/kiroku/h27/dh2701.html#2722
エバヤマザクラはヤマザクラの突然変異種で,通常のヤマザクラよりも花弁の数が多く,かつ花弁の枚数に変異がみられるのが特徴です。また,戦中の被爆を乗り越えた桜であり,エバヤマザクラを後世に引き継ぐ取り組みを行っていたのが,本校と同じSSH指定校の広島大学附属高校です。
広島大学附属高校が住友林業株式会社と協力して育苗されたこの桜は,福島県内では磐城高校と本校に,それぞれ2本ずつ寄贈されました。ついに、昨年の4月21日に本校のエバヤマザクラは初開花しました。そして、今年もエバヤマザクラは美しい花を咲かせています。
本校と広島大学附属高校の縁を思い起こすとともに,現在の困難な状況の中,ほんの少しですが心が癒されました。
令和元年度研究成果発表会
日 時: 令和2年2月20日(木) 10:00~
場 所: 本校第1・2体育館
対 象 生 徒 : 全校生徒
令和元年度研究成果発表会が2月20日に開催されました。
今年度は規模を拡大し、一日の開催で高校1・2学年全体の探究活動と、中学校3学年RPの発表を行いました。また、ポスター発表では、見学者の投票によるベストポスター賞の投票も行いました。
発表会の内容は以下のとおりです。
10:00~ 開会
10:10~11:10 全体発表 その1【第1体育館】
・高校1年科目SS活動報告
・2年科目SS、SSH探求部課題研究 その1
・海外研修報告
・SSH活動実績報告
11:20~12:20 ポスター・口頭発表 その1【第2体育館】
12:20~13:00 昼食
13:00~13:40 全体発表 その2【第1体育館】
・高校1年産業社会
・高校2年課題研究
・13:45~14:45 ポスター・口頭発表 その2【第2体育館】
・14:50~15:05 全体発表 その3【第1体育館】
・中学3年RP 課題研究
・2年科目SS、SSH探求部課題研究 その2
15:35~ 閉会
発表者は一様に緊張した面持ちでしたが、発表はとてもすばらしく、多くの来賓の方々や、保護者の方々にも大変好評でした。
高校1年探究活動発表会が行われました。
日 時: 令和2年2月12日(水)
場 所: 会津学鳳高校大講義室
対象生徒: 高校1年生
2月12日(水)6・7校時に、高校1学年探究活動発表会が行われました。
本校高校1年生は、課題を発見し、解決していく力を養成することを目的に、授業時間や放課後の時間を利用して探究活動を行ってきました。SS選択の生徒は「仮説を検証するための科学実験」、産社選択の生徒は「文化や歴史などをテーマとした文献調査」をもとに、いくつかの分野に分かれて活動を進めてきました。
今回はそれぞれの分野で選ばれたSS・産社代表10班が、これまでの探究活動の成果をスライドで発表しました。
初めての探究活動であり、データの扱い方やスライドのまとめ方に難しさを感じた生徒も多かったようです。
今後は今回の活動を振り返り、2月20日(木)に行われるSSH課題研究発表会に向けて準備をしていく予定です。
令和元年度東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会(東北地区SSH指定校発表会)
日 時:令和2年1月24日(金)~25日(土)
場 所:山形県立東桜学館中学校・高等学校
対象生徒:高校2年SS選択者39名のうち10名及びSSH探求部の1年生3名(生物班4名、情報班4名、物理班5名の計13名)
「令和元年度東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会」が1月24日(金)~1月25日(土)に山形県立東桜学館中学校・高等学校で行われました。この発表会は東北地区6県のSSH指定校など、理数系の課題研究に積極的に取り組んでいる高校生が、授業や部活動で取り組んできた研究成果を発表し、参加者との対話を通じた交流・評価により切磋琢磨することで、これからの活動や研究を質・量の両面で活性化することを目的として実施されています。
今年度は19校から約300名の生徒が参加しており、本校からは、生物班、情報班、物理班の3班計13名(高校2年SS選択者10名及びSSH探求部1年生3名)が参加しました。
その内容は以下のとおりです。
◎1月24日(金)(1日目)
- 口頭発表(13:00~17:30)
物理班(ペロブスカイト太陽電池TiO2層膜厚変更実験について)が発表しました。 - ポスター発表アピールタイム(17:40~18:20)
◎1月25日(土)(2日目)
- ポスター発表(9:10~10:55)
生物班(ダンゴムシの腸内セルロース分解菌の単離について)情報班(Word2Vecを利用した加法構成性と人間の感覚との比較について)が発表しました。 - 口頭発表者も含めた意見交換等の自由交流(11:00~11:30)
生物班と情報班はポスター発表、物理班は口頭発表を行いました。東京大学や東北大学、山形大学の先生方が指導助言者として招かれており、ご指導いただきました。”丁寧な実験を行っている”と評価された一方で、実験の回数やデータの扱い、考察について不足している点や改善点を鋭く指摘され生徒たちは大変勉強になりました。