SSH 活動の記録

記事

高校1学年SSH産業社会講演会 「Society5.0とテータ分析」を実施しました (2022/06/15)

 6月15日(水)に、スマートシティAiCT に入居する凸版印刷(株)の稲田優史(いなだゆうし)氏をお迎えし、「Society 5.0とテータ分析」についての講演をいただきました。

  高校1学年のSSH産業社会の授業では、グローカルコースを選択した生徒たちは今後、地域探究を実施します。これは会津が抱える諸課題に目を向け、地域行政・企業の取り組みを理解する活動です。この講演では探究活動に必要なデータ分析の方法をSociety 5.0で求められる力と関連付けながら学ぶことができました。

 

SSH産業社会 SSコースガイダンス

日  時: 令和4年5月18日(水) 7校時

場  所: 本校2階 大会議室

対象生徒: 1年SSコース選択者

 

  生徒たちが探究活動を行うSSH産業社会が、いよいよ本格的に指導しました。初日は、自然科学に関する探究活動を行うコース(SSコース)を選択した生徒51名を対象に、ガイダンスを行いました。探究活動の意義や活動内容などについて、生徒たちは真剣なまなざしで話を聞いていました。その後、活動班に分かれ、交流をしました。

 知見を広げ、1つでも多くの『好き』が見つかるよう、楽しみながら今後の活動に取り組んでほしいと思います。

【ガイダンス中の様子】 【交流の様子】

GSコース 1年間の振り返りと次年度に向けて

日  時: 令和4年3月9日(水)

場  所: 本校大講義室、各教室

対象生徒: 高校1学年GSコース選択者

 

 高校1学年GSコースでは、教員班発表と1年間にわたって取り組んできた探究活動の振り返りを行いました。

 教員班発表では、教員チームが取り組んだ探究活動の成果について発表をしました。生徒だけではなく、教員自ら探究活動を実践する、まさしく「チーム学鳳」でした。

 振り返りでは、探究活動自体に対するフィードバックはもちろんのこと、チームとして助け合いながら活動できたこと、来年度に向けてどのような活動をしていくべきかなど様々な角度から振り返りを行うことができました。

 この1年間、地域課題に向き合う中で色々なことを感じ、学び、成長できたのではないでしょうか。来年度の探究活動にも期待したいと思います。

 GSコース選択者の皆さん、本当にお疲れ様でした!

令和3年度SSH成果発表会および課題研究発表会

日  時: 令和4年2月17日(木)

場  所: 本校第一体育館、高校棟各教室、各実験室、各コンピュータ室

対象生徒: 高校1、2年生、中学校3年生

 

 この1年間取組んできた、高校1年SSH産業社会GSコース・SSコース、高校2年SSH・総合的な探究、中学3年RPの探究活動・課題研究の発表会を行いました。

 新型コロナウイルス感染症対策のため、今年度も主にリモート配信で発表会を行いました。今回は、ポスター発表を体育館会場と教室へのリモート配信で行い、学年別に分けることで感染症対策を行い実施しました。

 全体会では、1年生のSSH活動報告、2年生の復興・廃炉に係る研修と海外研修の台湾リモート研修の成果発表を行いました。その後、1年GSコース3件、2年総探コース3件、1年SSコース1件、2年SSコース3件の代表生徒がそれぞれのテーマの成果を発表しました。

 今回の発表は地元に根付いた探究活動が多く、新たな視点でみることで今まで知らなかったことが多いことに気付かされました。また、今年度も生徒理科研究発表会でポスター部門と生物部門で最優秀賞に輝いた研究の発表も行われ、両班ともプラスチックと生物の関係性について非常に多くの根拠資料をもとに成果が示されたので納得した内容でした。日頃の研究活動を丹念に行っている様子がわかるものでした。

 ポスター発表は、80テーマのポスターが体育館に掲示されました。密を避けるために見学者を時間ごとに分け、体育館での見学と各教室でのリモート発表を聴講する形としました。発表された研究内容が素晴らしく、発表を聞いた生徒からも活発な質問が飛び交っていました。各学年どのような研究を行なっているのかを知る、また来年はどのような探究活動を行っていくのかを考えるのに非常に有効なものとなりました。先輩から後輩へのつながりがあり、学校全体で発表会を行う意義が達成できたと感じています。

 1日を通して、それぞれの成果を十分に発揮できました。発表者・見学者ともコミュニケーション力が向上し、互いの成長を感じることができた発表会でした。本当にお疲れさまでした。

GSコース 企画講評会

日  時: 令和4年2月16日(水)

対象生徒: 高校1学年GSコース選択者

 

 これまで会津地方の10の地域・場所に分かれ、課題解決を目標に活動してきた「地域探究」の総まとめとして、「企画講評会」をオンラインで実施しました。

 本来は直接企業や自治体の方に向けて発表をする予定でしたが、新型コロナの影響を受け、事前審査+オンライン講評での開催となりました。

 審査は、スマートシティAiCTに入居される凸版印刷様より、川口一八様、曽根友実様、稲田優史様にご協力いただき、生徒企画一つひとつについて、良かった点・改善すべき点を講評してただきました。そして、会の最後には優れた企画(AiCT賞)を発表いただきました。

<審査結果>

AiCT壮大で賞(大賞):柳津町班 「温泉・サウナで疲れを癒そうプロジェクト」

逆転の発想で賞:檜枝岐村班 「檜枝岐村の星空を知ってもらうには?」

企画&コンセプト賞:会津若松第2班 「神明通り 人盛り盛り 気分アゲアゲ シャッターカシャカシャ」

チャレンジ賞:会津若松第12班 「「会津若松市に行きたい!」と思うような魅力を広めるには?」

 活動をとおし、企画の実現がより現実味を増したことを実感するとともに、今後、自分たちが何をすべきかを明確にすることができました。

 ご協力いただきました凸版印刷の皆様、本当にありがとうございました。

福島県SSH英語による課題研究発表会(オンライン開催)

日  時:令和4年1月30日(日)

場  所:自宅からのオンライン参加

参加生徒:高校2年生SS選択者40名

 

 令和3年度福島県SSH英語による課題研究発表会が1月30日(日)にZoomミーティングによるオンラインで行われました。県内のSSH指定校3校(本校、福島高校、安積高校)の生徒約100名が参加し、互いに課題研究の成果を英語で発表しました。本校の発表は物理、化学、生物、地学、情報、数学の6分野で全11班が発表を行いました。新型コロナウィルス感染症対策として、本校生徒は自宅からオンラインで参加しました。また、今年度は主幹校として、本校生徒が会の運営や発表の進行を英語で行いました。慣れない英語での発表や会の運営に加え、オンライン開催による情報機器の操作もあり、生徒たちは緊張や苦労が多かったようです。

 すべての班が無事に発表を終え、会の運営もやり遂げることができました。生徒たちからは「他校の英語力の高さに刺激を受けた」や「英語での司会進行という貴重な経験ができてよかった」、「オンラインミーティング等はこれからの将来必要なスキルとなるので、経験できてよかった」、「英語での受け答えや、ネットワークのトラブルに臨機応変に対応ができて成長できた」などの前向きな感想が挙げられました。

 対面での深いディスカッションができなかったのは残念でありましたが、今回の貴重な経験を今後に活かしてほしいと思います。

震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部交流会

日  時:令和4年1月24日(月)

場  所:本校コンピュータ実習室

参加生徒:高校2年生1名

 

 令和3年度「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部交流会」が1月24日(月)にオンラインで開催され、本校生徒1名が参加しました。今年度、高校2学年SS選択者40名が震災と復興に関する地域課題学習に参加し、本校代表として2年5組の青田昂志郎君がその成果を発表し、他校の生徒と共有しました。

 自身の震災での経験を詳細に語ったうえで、今年度の「原発事故に関する研修」や「津波被害にあわれた方の体験」を聞いたこと、県内で行われた様々な「復興と未来を考えるワークショップ」での話を写真付きのスライドで発表しました。発表の最後には県内で参加した30校の生徒の前で「将来は医療の道に進み、地域に密着した住民の暮らしに寄り添うことができる医師を目指したい」と話しました。

 発表を聞いた他校生からは「いろいろな企画(研修)に参加していてすごいと思いました。素晴らしい医師になってください!」、「辛い経験を活かして頑張ってください。」、「医者になる一歩につなげてください。」、「実際に体験したことを通し、自分たちに何が出来るのか深くまとめられていてすごいと思いました。」、「将来の目標、かなえられるといいですね。頑張ってね。」、「すごくわかりやすくて、良い発表だと思いました。」などの感想やコメントが寄せられました。

(お知らせ)令和3年度 SSH研究成果発表会および課題研究発表会における発表テーマ一覧

日時:令和3年2月9日(水)

 

 来る2月17日(木)に本校で開催されるSSH研究成果発表会および課題研究発表会における発表テーマ一覧を掲載します。今年は、新型コロナ感染症対策のため主にリモートでの開催となります。後日、その様子をホームページに掲載しますのでご覧ください。

海外研修オンライン交流会(3回目)

日  時:令和3年12月20日(月)

場  所:本校情報演習室

参加生徒:高校2年生 希望者10名

 

 令和3年度の海外研修として、オンラインによる交流会を12月20日(月)に本校情報演習室で行いました。交流校は台湾の建国高級中学で、3回目の今回で最後となりました。今年度の交流のメインテーマは「人権」です。

 今回は以下の内容の交流で行いました。

  • ゲストスピーカーによる講話(Ms.Hu,Chunyuan:“Refugee 101 Taiwan”創設者)
    演題「From Fear to Hope :my experiences in Germany, Palestine and Lebanon」
  • グループディスカッション
  • 建国高級中学と本校で共同で人権に関するポスター作成
  • ポスター紹介
  • 感想と記念撮影

 グループディスカッションでは、世界で起こっている人権問題やそれに苦しむ人々を取り上げ、「なぜその問題に関心を持ったのか」、「その問題に対して高校生ができることは何か」について意見交換を行いました。専門的な用語や知識を必要とする分野であるため戸惑う生徒もいましたが、相手にわかりやすく伝えようと身振り手振りを用いて表現していました。

 生徒たちは国の違いから様々な視点で人権問題を捉えることができることを学び、貴重な経験をしました。また、英語力不足も感じたようで、「今後の学習に活かしたい」との感想も挙げられました。

 2月に実施予定の校内課題研究成果発表会では、全校生に向け、1年間の海外研修の成果報告を行います。

あいづサイエンスフェア2021

日  時:令和3年12月18日(土)

場  所:アピオスペース 会議室・研修室

対象生徒:中学 情報科学部 27名

     高校 SSH探求部 31名

 

 会津地域の科学教育の拠点校として、市民の理科教育・科学技術への興味関心を高める目的で、一般の方を対象とした科学実験講座を、初めて会津学鳳中・高共同で開催しました。

 ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

 今回は、物理「紙コップで万華鏡」、化学「クリスマスツリーに雪を降らせてみよう」、生物「ペーパークロマトグラフィーでサインペンの色素を知ろう」、地学「液状化現象を見てみよう」、情報「LEGOで作ったいろいろなロボットを動かしてみよう!」、中学「ムラサキキャベツの七変化」の6つの実験ブースを設け、約250名の来場者が参加してくださいました。

 参加してくれた小学生たちは、様々な実験に触れることで科学を楽しんでくれました。学鳳生たちも、説明や指導に一生懸命対応していました。この経験をもとに、発表会などでの説明の仕方に役に立てていければと思います。

 来年度も、開催予定です。ぜひ、またお越しください。

【物理】 【科学】 【生物】

紙コップで万華鏡

クリスマスツリーに雪を降らせてみよう

ペーパークロマトグラフィーでサインペンの色素を知ろう

【地学】 【情報】 【中学】

液状化現象を見てみよう

LEGOで作ったいろいろなロボットを動かしてみよう!

ムラサキキャベツの七変化 

※この活動は福島民報新聞、福島民友新聞にも掲載されました。

 福島民友:小学生たちと一緒に理科実験 会津学鳳中・高がサイエンスフェア