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令和4年度東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会
日 時: 令和5年1月20日(金)・21日(土)
場 所: 郡山市郡山公会堂および福島県立安積高等学校
対象生徒: SSH探求部 化学班3名 生物班4名
東北地区6県のSSH指定校など、理数系の課題研究に積極的に取り組んでいる高校生が、授業や部活 動で取り組んできた研究成果を対面で発表し、発表者との対話を通じて相互交流・評価を行い切磋琢磨することで、これからの活動や研究の質・量の両面で活性化を図る目的のため参加してきました。
高度な研究発表会に生徒たちはかなり刺激を受け、今後の研究に対する姿勢が変わったようです。
英語による科学講座
日 時: 令和4年12月23日(金)
場 所: 本校 講義室1
対象生徒: 高校1年生 SSコース選択者50名
科学に対する興味・関心を高めるとともに、科学の国際性と科学英語の重要性を認識し、海外において活躍できる科学技術者を育成することを目的に、会津大学 准教授 奥平恭子先生に、「 Biology in Space?! 」という演題で英語による講演を行っていただきました。
英語の苦手な生徒もいる中で、生徒に寄り添っていただき、とても丁寧に話が進んでいったため、分かりやすかったという感想が多数ありました。今回の講座をきっかけに英語が嫌いから好きになり、科学論文や学会発表などで英語を使いこなせるようになることを期待したいと思います。
今回の英語による講演の最後には、英語による講義や発表などにおいて、研究者でも質疑応答の際に苦戦することが多い為、質問するときのコツや、質問に答えるときのテクニックなどを丁寧に教えていただきました。その後の質疑応答では苦戦しながらも英語での質問をすることができていました。この講座から刺激を受け、科学英語を今後のSSH活動において活用しようとする意欲の向上が期待できる講演となりました。
サイエンスブロッサム育成講座(12月20日)
期 日: 令和4年12月20日(火)
場 所: 本校大講義室
対象生徒: 中学3年生、高校1、2年SSコース選択者
理系女子の育成を目指す「サイエンスブロッサム育成講座」では、福島大学 教育推進機構 高等教育企画室 准教授 前川直哉氏をコーディネーターとしてお招きし、「ジェンダーギャップ」を話題とするパネルディスカッションを開催しました。パネラーには、ジェンダーギャップの大きい職業や職場において、性別マイノリティとしてお仕事をされている方に加え、本校生徒3名も参加してもらいました。
前川氏からジェンダーギャップに関するデータ提示と説明をいただきながら、パネラーの方々による「性別マイノリティであることのメリット・デメリット」を皮切りに、アンコンシャス・バイアスやライフワークバランスなど、社会や個人が抱える大きな問題について議論を深めました。多様な価値観が反映される社会について考えるきっかけにしてもらいたいと思います。
<パネラーの方々>
会津若松市立大戸中学校 校長 津田直子氏
一般財団法人竹田健康財団 竹田綜合病院 看護師 若林昌昭氏
東日本旅客鉄道株式会社 東北本部 仙台信号通信技術センター 福島メンテナンスセンター 主任 畠山早也夏氏
<生徒の感想>
社会の中で実際に活躍している方の話を聞けてとても勉強になりました。自分も進路選択や職業選択の時に男女の差で悩む人が減るといいと思いました。偏見のない、男女平等の世の中になるためには一人一人の意識が大切だと分かりました。
普段ニュースや新聞で見るようなことだけではなくて、実際の現場での声や詳しい調査について知ることができたいい機会だった。日本のジェンダーギャップが思っていた数値より大幅に下回っていることに驚いた。最近ではジェンダーギャップをなくすための対策がされていたりするが、改善していくにはまだ時間と環境の改善が必要になると感じた。職業によっての男女人数の差や、環境の差があることをきいて現状を知ることができたのでこれからも自分の考えを持って生活していきたい。
第41回福島県高等学校総合文化祭 活動優秀校公演
日 時: 令和4年12月18日(日)
場 所: いわき芸術文化交流館アリオス
対象生徒: SSH探求部古生物班 高校2年生 2名
福島県高等学校文化祭自然科学部門ポスターの部において優秀賞を獲得した「上部白亜系双葉層群足沢層に産する有孔虫について」のポスター発表を行ってきました。
いつもとは違う一般の来場者に対して発表することができ、発表のしかたなど工夫し伝えられ、研究の成果を普及することができました。
高校生による会津地域活性化プロジェクト 「ALMS」 成果発表会
日 時: 令和4年 12月17日(土)
場 所: スマートシティAiCT交流棟
対象生徒: 会津学鳳高校2年生12名 会津ザベリオ高校2年生10名
月1回開催してきた全5回の検討会議を終え、成果発表会をおこないました。テーマは、以下の6つになります。
グループ1:人口減少・流出対策について
グループ2:担い手不足解消について
グループ3:地域活性化・魅力化について~会津木綿の活用方法~
グループ4:地域活性化・魅力化について~Instagramを利用した情報発信~
グループ5:職業間等に関しての教育支援について
グループ6:健康維持向上について
最後まで、課題に向き合い解決方法を模索してきた結果をそれぞれ報告してくれました。どれも目を引くような提案をしてくれました。協力いただいた企業・自治体の方には大変感謝しております。次年度も引き続き、多くの生徒と企業・自治体に参加いただき実施していきたいと思っております。本当にありがとうございました。
今回のALMSを通しての感想は以下の通りです。
○全体を通した生徒側の感想(一部抜粋)
・始めは白紙から始まった課題がグループ内での検討会や、中間発表会でいろいろな企業さんからの意見を踏まえてまた練り直したりして最終発表まで持ってこられたのがすごく嬉しいです。またここで終わるのではなく、これからも続行して行きたい。
・課題提示から、フィールドワーク、話し合いと、ザベリオの人達や企業の人達と協力して、最終発表まで持ってこられてよかったなと思います。持続する活動が課題解決策になったので、これからもみんなと繋がりを保ちながら、活動をより発展させ、あとの世代に受け継いでいくものにしていきたいです。もっと会津地区の高校が参加して、大きな活動になっていったらいいなと思います。
・今回の活動をとおして他の高校と関わって活動すること自体が初めての経験だったのでとても緊張したのですが、この半年間をとおして一緒のグループの子と仲良くなれました。この活動は将来にとても役立つことなので、いい経験ができて良かったです。またこの機会があったらぜひ参加したいです。
○全体を通した企業側の感想(一部抜粋)
・会津地域のことをさまざまな側面から分析して、課題解決に向けて取り組んできたと思います!是非実行に向けて、企業も全面的に支援していければいいと思います。
・全体をとおして、高校生のプレゼンテーション、資料の内容が素晴らしく、自分が高校生の頃を思い出しても同じようにはできないと感じました。会津の課題は何なのか、何を課題解決策とするのか非常に難しいテーマでしたが、皆様我がごととして捉えられていたので感銘を受けましたし、いい経験になったと思います。
・全体的に取組から発表までかなりまとまっており、いい結論に至れていたと感じました。正直高校生の発表と高を括っていた気持ちも少しあったのですが、いい意味で裏切られました。彼ら彼女たちの観点を、この街で仕事する上で大切にしたいなと思いました。
あいづサイエンスフェア
日 時: 令和4年12月10日(土)
場 所: アピオスペース
対象参加者:会津地区を中心とした小学生以上の一般の方(保護者同伴であれば未就学児可)
講 師: 中学校情報科学部 26名 高校SSH探求部 20名
地域の小学生に対し理科的素養の向上と会津地域の高校生による実習発表体験の場、そして本校SSH事業普及のために実施しました。今年度は本校の会津学鳳中学校情報科学部と会津学鳳高校SSH探求部の生徒が講師として一般参加者に対して科学実験講座を行った。
《あいづサイエンスフェア 科学実験講座一覧》
科目 | 講座名 | 内容 |
物理 | 空気砲をつくってみよう | 様々な空気砲を作成、演示 |
化学 | 入浴剤をつくってみよう | クエン酸と重曹で入浴剤を作製 |
生物 | 色が変わるイクラをつくってみよう | アルギン酸ナトリウムを用いた実験 |
地学 | 楽しい大気圧の世界! | 大気圧を利用し、プラコップを釣る実験 |
情報 | プログラミングしてタイムアタックしよう! | ロボットを動かすためのプログラミング |
生徒たちが企画した講座を参加者たちは自由にブースを回り楽しみながら科学に親しんでいました。また、学鳳生も最初は戸惑っていた説明も、最後には柔軟に年齢に合わせた説明を工夫しながら丁寧に行っていました。
高校生による会津地域活性化プロジェクト 「ALMS」 中間発表会
日 時: 令和4年 10月 8日(土)
場 所: スマートシティAiCT交流棟
対象生徒: 会津学鳳高校2年生12名 会津ザベリオ高校2年生10名
第1回~第3回の検討会議を終え、中間発表会をおこないました。テーマは、以下の6つになります。
グループ1:人口減少・流出対策について
グループ2:担い手不足解消について
グループ3:地域活性化・魅力化について~会津木綿の活用方法~
グループ4:地域活性化・魅力化について~Instagramを利用した情報発信~
グループ5:職業間等に関しての教育支援について
グループ6:健康維持向上について
発表後の質疑応答は、企業側からの意見が多数みられ生徒たちの刺激になったようです。今まで、見落としいた点など新たな視点で問題と向き合っていかなければならないと気づいていたようです。残り少ない検討会議ですが、最後まで頑張っていきましょう。
復興と廃炉に係る研修~震災当日の状況を知る 福島県と宮城県の状況~
日 時: 令和4年 9月30日(金)
場 所: 本校大講義室
対象生徒: 高校2年SSコース 51名
福島県教育委員会主催令和4年度「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」と合同事業として行いました。福島県飯館村で被災した菅野クニ氏と宮城県山元町で被災した井上剛氏からそれぞれ1時間ずつ、震災当時のようすとその後について、当事者だからこそ語れる生の声でお話しいただきました。新型コロナウイルス感染症対策のため、オンライン実施となりました。
学校行事やメディアを通じて福島県の現状などは多くの情報を得ていても、宮城県の状況は初めて聞く生徒たちが多く、関心が高いと感じました。
【菅野クニ氏の講義】
【井上剛氏の講義】
分子生物学実験講座が実施されました
日 時: 令和4年8月17日(水)~19日(金)
場 所: 理科実験室3
対象生徒: 科目SSを選択している2年生50名
お盆明けの3日間を使って、本校教諭による分子生物学実験講座が行われました。生徒たちは、口内から採取した細胞を用いて、アルコール代謝の活性を調べました。日常生活では扱うことのない、専門性の高い機器と、ごく微量の試薬を用いての実験に苦慮するようすも見られましたが、自分の身体に高い興味をもち、実験に臨むことができたように思います。
【実験の様子1】 | 【実験の様子2】 | 【3年生による実演】 |
令和4年度 小学生のための科学実験講座
日 時: 令和4年8月9日(火) 9:00~11:30 13:00~15:30
場 所: 本校理科実験室 情報演習室
対象生徒: 小学生5、6年生対象 約170名
主に会津地区の小学校5、6年生約170名が参加してくれました。講座は午前の部と午後の部に分かれ、それぞれ物理、化学、生物、地学、情報の5つの講座に分かれて行いました。今回も会津学鳳中情報科学部の生徒がTA(ティーチングアシスタント)として、活躍してくれました。実験中、小学生へ丁寧に対応をしてくれて実験がスムーズに行えました。また、マスクの着用、3密を避ける、換気を十分にするなど新型コロナ感染症対策を十分に行い実施しました。
それぞれの講座の内容は次のとおりです。
① 浮沈子(ふちんし)をつくろう~釣りゲームをしよう~(物理)
パスカルの原理とアルキメデスの原理を使って、浮いたり沈んだりするおもちゃを作ろう!
②レモンの不思議実験!(化学)
レモンをテーマに様々な実験を行います。レモンに含まれる成分は、リサイクルや、食品保存の分野で大活躍。楽しくて役に立つ実験を用意してみんなを待っています!
③野菜がもつ科学のちから! (生物)
色が変わる水をつくったり、布に模様をつけたり、、、。野菜を使って様々な実験をしてみましょう!
④ 地球からの贈り物~火山灰から宝さがし~ (地学)
火山の噴火のメカニズムを学び、火山灰から様々な鉱物などを取り出してみよう!
⑤ LEGO mindstormsでロボットを作ろう! (情報)
Legoブロックを使って組み立てたロボットを、プログラミングをして動かしました。
楽しんで各講座実験をおこなうことができました。これをきっかけに科学への興味関心を深めてもらえると幸いです。
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