SSH 活動の記録

サイエンスブロッサム育成講座(12月20日)

期  日: 令和4年12月20日(火)
場  所: 本校大講義室
対象生徒: 中学3年生、高校1、2年SSコース選択者

 理系女子の育成を目指す「サイエンスブロッサム育成講座」では、福島大学 教育推進機構 高等教育企画室 准教授 前川直哉氏をコーディネーターとしてお招きし、「ジェンダーギャップ」を話題とするパネルディスカッションを開催しました。パネラーには、ジェンダーギャップの大きい職業や職場において、性別マイノリティとしてお仕事をされている方に加え、本校生徒3名も参加してもらいました。
 前川氏からジェンダーギャップに関するデータ提示と説明をいただきながら、パネラーの方々による「性別マイノリティであることのメリット・デメリット」を皮切りに、アンコンシャス・バイアスやライフワークバランスなど、社会や個人が抱える大きな問題について議論を深めました。多様な価値観が反映される社会について考えるきっかけにしてもらいたいと思います。

<パネラーの方々>
 会津若松市立大戸中学校 校長 津田直子氏
 一般財団法人竹田健康財団 竹田綜合病院 看護師 若林昌昭氏
 東日本旅客鉄道株式会社 東北本部 仙台信号通信技術センター 福島メンテナンスセンター 主任 畠山早也夏氏

<生徒の感想>
 社会の中で実際に活躍している方の話を聞けてとても勉強になりました。自分も進路選択や職業選択の時に男女の差で悩む人が減るといいと思いました。偏見のない、男女平等の世の中になるためには一人一人の意識が大切だと分かりました。

 普段ニュースや新聞で見るようなことだけではなくて、実際の現場での声や詳しい調査について知ることができたいい機会だった。日本のジェンダーギャップが思っていた数値より大幅に下回っていることに驚いた。最近ではジェンダーギャップをなくすための対策がされていたりするが、改善していくにはまだ時間と環境の改善が必要になると感じた。職業によっての男女人数の差や、環境の差があることをきいて現状を知ることができたのでこれからも自分の考えを持って生活していきたい。

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