2020年1月の記事一覧
令和元年度SSH台湾海外研修
日時:令和元12月22日(日)~12月26日(木)(4泊5日)
場所:台湾(新竹市、台北市等)
対象生徒:高校2学年 科目SS選択者のうち希望者28名
12月22日(日)(研修1日目):移動日
12月23日(月)(研修2日目):国立清華大学研修等
12月24日(火)(研修3日目):建国高級中学研修等
12月25日(水)(研修4日目):新竹市および台北市内研修
12月26日(木)(研修5日目):移動日
◆12月22日(研修1日目)
生徒代表で2年6組伊藤伶真君が「安全に、そして充実した研修となるよう行って参ります」と挨拶し、出発しました。
成田空港までの車内では、台湾での役割分担の話し合いや歌の練習などをして過ごしました。
宿舎に到着したのは22:30(日本時間23:30)でした。
◆12月23日(研修2日目)
国立清華大学にて研修を行いました。
内容は以下のとおりです。
- 図書館見学およびキャンパスツアー
- Tsing Hua Open Pool Reactor(清華開放型原子炉)+Boron Newtron Caputure Therapy Center(ホウ素中性子捕獲療法センター)の見学
- 台湾のエネルギー事情に関する講義受講
- 本校生による英語プレゼンテーション発表
図書館見学およびキャンパスツアーでは、台湾を代表する名門大学ならではの施設や設備を見学し、スケールの大きさに驚かされ、その凄さを肌で感じることができました。
放射線に関する施設の見学やエネルギーに関する講義では、大学教授の話に真剣に耳を傾けてメモを取ったり、積極的に質問したりして意欲的に研修に臨みました。
生徒による英語プレゼンテーションでは、会津学鳳高校の紹介や福島の復興、廃炉、オリンピック、再生可能エネルギー、課題研究の発表を行いました。生徒は緊張した様子でしたが、時間をかけて準備してきたプレゼンテーションを一人一人が一生懸命に発表しました。3名の大学教授と3名の大学生が発表を聞いてくださり、活発な意見交換が行われました。
生徒たちは大変有意義な1日を過ごすことができました。
国立清華大学の皆様、ありがとうございました。
◆12月24日(研修3日目)
建国高級中学にて研修を行いました。
内容は以下のとおりです。
- 歓迎式、挨拶、お土産交換
- 両校学校紹介
- キャンパスツアー
- 英語体験授業受講
- 学生交流会
- ランチ交流
- 英語プレゼンテーション発表
- 交流の振返り
台湾の名門男子高校である建国高級中学にて、温かいおもてなしを受けました。本校生一人一人に案内・サポート役の学生が付き、様々な交流活動を行いました。生徒は「レディーファーストで紳士的であった」「台湾へのイメージが変わった」と終始感激した様子で交流活動に参加していました。
本研修の大きな柱の一つである英語プレゼンテーション発表では、おもてなしに応えようと生徒達は頑張りました。これまでの練習の成果が発揮された発表でした。
限られた時間を最大限に使い、有意義な時間を過ごしました。
記念写真を撮ったり、連絡先を交換したり、別れを惜しんだりする姿から本交流研修の充実感が感じられました。
建国高級中学の皆様、ありがとうございました。
その後、関渡自然公園へ移動し、現地ガイドとともに関渡平野の生態環境に恵まれためずらしい湿地帯を見学しました。穏やかな天候のもと、多様な水生植物や鳥類の説明を受け、貴重な時間を過ごしました。
◆12月25日(研修4日目)
新竹市および台北市各所にて研修を行いました。
内容は以下のとおりです。
- 放射光施設(NSRRC)研究所見学
- 故宮博物館見学
- 忠烈祠見学
- 台北101見学
- 士林夜市散策
研修4日目は台湾各所にて台湾の先進研究技術や歴史、文化を学ぶ研修を行いました。生徒たちはこれらを目で見て、肌で感じ、学びました。特に、歴史や文化に関する施設では、展示物を食い入るように見つめ、ガイドさんの説明に熱心に耳を傾けていました。
台湾での研修が最終日ということもあり、生徒たちは記念撮影やお土産の購入なども楽しみました。
◆12月26日(研修5日目)
宿舎を出発し、龍山寺と中正紀念堂を見学後、帰路につきました。限られた時間ではありましたが、台湾の文化と歴史を体感する時間となりました。
帰りのバスでは、一人一人が旅の成果や反省、今後の目標を発表しました。
22:20に学校へ到着し、無事の帰着を報告しました。
生徒の皆さんは研修の成果を今後の学校生活に人生に生かしていってほしいと思います。
以上のように、令和元年度SSH台湾海外研修は無事終了し、充実した研修となりました。
保護者の皆様をはじめ旅行会社様、各関係者の皆様、ありがとうございました。