SSH 活動の記録

2021年8月の記事一覧

デジタル経営シミュレーションコンテスト

日  時:令和3年8月5日(木) 9:00~12:00

場  所:本校コンピュータ実習室,PC室よりオンライン参加

参加生徒:中学生チーム5名(中学3年生)、高校生チーム4名(高校1,2年生)

 

 デジタル経営シミュレーションコンテスト(主催 SAPジャパン株式会社)が8月5日(木)にオンラインで開催されました。本校からは中学生チーム(5名)と高校生チーム(4名)の2チームが参加しました。

 競技内容は以下のとおりです。

  • チームごとに1つの会社を運営する
  • 実際の企業が利用しているERPsimというツールで会社運営をシミュレーションする
  • ラウンド1から3の3回行い、作戦を練りながら各チームが最終的な利益を競い合う

 

 コンテストには、会津若松市内の中高4校と社会人チームの全7チームが参加しました。

 各チームごとに、社長を中心に在庫管理・調達・営業などの役割分担を決め、架空の地域に飲料水を販売し、利益を上げるための戦略を立てながら会社を運営しました。

 結果は以下のとおりです。

 第1位 会津若松市立第二中学校

 第2位 福島県立会津学鳳中学校

 第3位 福島県立会津学鳳高等学校

競技に取り組む中学生チーム在庫や売れ行きをデータで確認する様子第2位となった中学生チーム第3位となった高校生チーム

第1回 サイエンスブロッサムカフェ

日  時: 令和3年7月30日(金) 13:00~14:45

場  所: 本校講義室1

対象生徒: 理系進学(特に会津大学)を目指す 高校1年生9名 高校2年生4名

 

 サイエンスブロッサムカフェは、女性研究者のワーク・ライフ・バランスとキャリアモデルに対する理解を深め、女子生徒の大学院進学も含めた進路選択肢の幅を広げ、科学者の育成につなげることを目的に理系進学を希望する生徒を対象に女性科学者によるワークショップを行いました。

 第1回の講師は会津大学准教授 奥平恭子先生です。奥平先生は最初は外国語学部に入学、卒業され、一般企業に勤めたのち、再び受験をして理学部へ進学され、現在研究者として活躍されています。その経験から、「やる気」と「熱意」があればどんなことでも挑戦できること、その中でも「英語」を武器にしていくことの重要性についても教えてくださいました。今後、進路選択をしていく中で大切なことを多く学ぶことができました。

 

〇生徒の感想

  • 今まで知らなかったことへの関心を持つことができました。宇宙はとても広くてまだ誰も知らない知識もたくさんあると思います。その誰もまだ見つけていない知識を見つけ出すことに僕は興味をもちました。今回は、自分の今後について考える良いきっかけになりました。
  • 会津大学への興味があって参加しました。英語力が不可欠で専門性が高いイメージがありましたが、自分がやりたい研究だったり、それへの熱意があれば何とかやっていけるのではないかと感じました。

  • 今まではただ理系の大学に行きたいだけだったけれど、将来のことについて少しわかった気がする。自分も好きな事についてたくさん学びたいので、英語は高校生のうちに頑張らないといけないと思いました。

導入部分全体の様子研究者になるためには

放射線実習セミナー

日  時: 令和3年7月28日(水)

場  所: 本校 講義室1(講義)、理科実験室1・第1理科室(実習)

対象生徒: 高校1年SSコース選択者 43名

 

 7月28日(水)に放射線実習セミナーを実施しました。前半は、東北大学工学研究科量子エネルギー工学専攻の長谷川晃教授に,

放射線の基礎知識、放射線の性質、原子力防護などについて講義を行っていただきました。その後、実験室に移動して長谷川教授と日本原子力文化財団事務局の近野俊治氏に自然放射線の測定、距離の逆2乗則、γ線の物質による吸収の実習を行っていただきました。

 生徒たちは講義と実習を通して、高校の授業ではまだ学習していない放射線について理解を深めるきっかけとなりました。

講義中の様子実習中の様子