SSH 活動の記録

2019年8月の記事一覧

SSH海外研修事前学習「廃炉のいろは 共創ワークショップ」

日   時: 令和元年7月5日(金) 16:00~18:40

場   所: 本校 講義室1

対象生徒: 海外研修を希望しているSSH選択高校2年生 27名

 

海外研修(台湾研修)において、台湾の高等学校や大学で東日本大震災や東京電力第一原子力発電所の事故後における福島県の現状を伝えるために、生徒自身で正確な知識を発信できる力を育成するために事前学習会をおこないました。この学習会では、原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)の協力を得て、立命館大学衣笠総合研究機構 開沼博准教授による廃炉についての講義の後「はいろのいろはカード」を作成し発表をおこないました。ワークショップでは、各班に分かれて現在廃炉について疑問に思っていることを書き出し、その中で課題となるものを1つ抜きだし、課題への対策や解決状況を考えながら見通しをまとめ、発表を行いました。

このワークショップを通して、生徒たちは自分たちの問いに対してどのようなことを知り、考えていかなければならないかを理解することができました。また、廃炉の現状を初めて知った生徒も多く、これから復興に向けて正しい知識を発信できるような力を身につけていかなかければならないと実感し、今後に繋げていきたいと考え始めているようでした。

190705_共創WS@福島県立会津学鳳高等学校.pdf

 

国際メンタリングワークショップ Joshikai in Fukushima に参加しました(8月2~3日)

日 時 :令和元年8月2日(金)、3日(土)
場 所 :福島県環境創造センター交流棟コミュタン福島
参加生徒:台湾研修に参加する女子4名(希望者)

 理工系分野での女性の活躍促進のため、女子高生に多様なキャリアを考える機会を提供することを目的に、「国際メンタリングワークショップ Joshikai in Fukushima」 が8月2日(金)、3日(土)に開催されました。
 本校のSSHコースを選択し、台湾研修に参加する女子生徒の中から4名が参加しました。この研修は、台湾研修の事前研修も兼ねています。当日は、海外の高校生、国内外を問わずに集まってくださった研究者、経済産業省エネルギー庁などで活躍されている国家公務員、株式会社ドワンゴなどの一般企業で開発に携わっている方など、多様な理工系分野のキャリアを持つ方々とデスカッションを行いました。様々なキャリアを持つ参加者とデスカッションすることで、理工系分野に進学した際の将来の職業や人生設計などについて考えることができました。
 今後の学校生活やSSH活動に大変有意義な知見を得られる機会となりました。