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高校1年探究活動発表会が行われました。
日 時: 令和2年2月12日(水)
場 所: 会津学鳳高校大講義室
対象生徒: 高校1年生
2月12日(水)6・7校時に、高校1学年探究活動発表会が行われました。
本校高校1年生は、課題を発見し、解決していく力を養成することを目的に、授業時間や放課後の時間を利用して探究活動を行ってきました。SS選択の生徒は「仮説を検証するための科学実験」、産社選択の生徒は「文化や歴史などをテーマとした文献調査」をもとに、いくつかの分野に分かれて活動を進めてきました。
今回はそれぞれの分野で選ばれたSS・産社代表10班が、これまでの探究活動の成果をスライドで発表しました。
初めての探究活動であり、データの扱い方やスライドのまとめ方に難しさを感じた生徒も多かったようです。
今後は今回の活動を振り返り、2月20日(木)に行われるSSH課題研究発表会に向けて準備をしていく予定です。
令和元年度東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会(東北地区SSH指定校発表会)
日 時:令和2年1月24日(金)~25日(土)
場 所:山形県立東桜学館中学校・高等学校
対象生徒:高校2年SS選択者39名のうち10名及びSSH探求部の1年生3名(生物班4名、情報班4名、物理班5名の計13名)
「令和元年度東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会」が1月24日(金)~1月25日(土)に山形県立東桜学館中学校・高等学校で行われました。この発表会は東北地区6県のSSH指定校など、理数系の課題研究に積極的に取り組んでいる高校生が、授業や部活動で取り組んできた研究成果を発表し、参加者との対話を通じた交流・評価により切磋琢磨することで、これからの活動や研究を質・量の両面で活性化することを目的として実施されています。
今年度は19校から約300名の生徒が参加しており、本校からは、生物班、情報班、物理班の3班計13名(高校2年SS選択者10名及びSSH探求部1年生3名)が参加しました。
その内容は以下のとおりです。
◎1月24日(金)(1日目)
- 口頭発表(13:00~17:30)
物理班(ペロブスカイト太陽電池TiO2層膜厚変更実験について)が発表しました。 - ポスター発表アピールタイム(17:40~18:20)
◎1月25日(土)(2日目)
- ポスター発表(9:10~10:55)
生物班(ダンゴムシの腸内セルロース分解菌の単離について)情報班(Word2Vecを利用した加法構成性と人間の感覚との比較について)が発表しました。 - 口頭発表者も含めた意見交換等の自由交流(11:00~11:30)
生物班と情報班はポスター発表、物理班は口頭発表を行いました。東京大学や東北大学、山形大学の先生方が指導助言者として招かれており、ご指導いただきました。”丁寧な実験を行っている”と評価された一方で、実験の回数やデータの扱い、考察について不足している点や改善点を鋭く指摘され生徒たちは大変勉強になりました。
女性科学者講演会
日 時: 令和元年12月17日(火)
場 所: 本校大講義室
対象生徒: 中学3年生、1年SSH選択者、2年SSH選択者(39人)
令和元年12月17日(火)本校大講義室のおいて、帝京大学理工学部講師 佐野和美 先生を講師としてお招きし、「あなたも科学者を目指してみませんか?」という演題で女性科学者講演会を開催しました。
講演では、科学者とはどのような職業なのか、また、科学者になるためにはどのような進路があるのかなどを、ご自分で研究されている分子生物学や科学コミュニケーションなどのお話も織り交ぜながら、中学生にもわかりやすくお話ししていただきました。
生徒たちは、女性科学者も含めた科学者や科学研究への理解が深まり、また、先生ご自身の経験談から、自分自身の将来の進路についても考えるヒントを得られたようでした。今後の学習に対するモチベーションの向上にもつながったようで、これからの学校生活において生かしていけるのではないかと思います。
令和元年度SSH台湾海外研修
日時:令和元12月22日(日)~12月26日(木)(4泊5日)
場所:台湾(新竹市、台北市等)
対象生徒:高校2学年 科目SS選択者のうち希望者28名
12月22日(日)(研修1日目):移動日
12月23日(月)(研修2日目):国立清華大学研修等
12月24日(火)(研修3日目):建国高級中学研修等
12月25日(水)(研修4日目):新竹市および台北市内研修
12月26日(木)(研修5日目):移動日
◆12月22日(研修1日目)
生徒代表で2年6組伊藤伶真君が「安全に、そして充実した研修となるよう行って参ります」と挨拶し、出発しました。
成田空港までの車内では、台湾での役割分担の話し合いや歌の練習などをして過ごしました。
宿舎に到着したのは22:30(日本時間23:30)でした。
◆12月23日(研修2日目)
国立清華大学にて研修を行いました。
内容は以下のとおりです。
- 図書館見学およびキャンパスツアー
- Tsing Hua Open Pool Reactor(清華開放型原子炉)+Boron Newtron Caputure Therapy Center(ホウ素中性子捕獲療法センター)の見学
- 台湾のエネルギー事情に関する講義受講
- 本校生による英語プレゼンテーション発表
図書館見学およびキャンパスツアーでは、台湾を代表する名門大学ならではの施設や設備を見学し、スケールの大きさに驚かされ、その凄さを肌で感じることができました。
放射線に関する施設の見学やエネルギーに関する講義では、大学教授の話に真剣に耳を傾けてメモを取ったり、積極的に質問したりして意欲的に研修に臨みました。
生徒による英語プレゼンテーションでは、会津学鳳高校の紹介や福島の復興、廃炉、オリンピック、再生可能エネルギー、課題研究の発表を行いました。生徒は緊張した様子でしたが、時間をかけて準備してきたプレゼンテーションを一人一人が一生懸命に発表しました。3名の大学教授と3名の大学生が発表を聞いてくださり、活発な意見交換が行われました。
生徒たちは大変有意義な1日を過ごすことができました。
国立清華大学の皆様、ありがとうございました。
◆12月24日(研修3日目)
建国高級中学にて研修を行いました。
内容は以下のとおりです。
- 歓迎式、挨拶、お土産交換
- 両校学校紹介
- キャンパスツアー
- 英語体験授業受講
- 学生交流会
- ランチ交流
- 英語プレゼンテーション発表
- 交流の振返り
台湾の名門男子高校である建国高級中学にて、温かいおもてなしを受けました。本校生一人一人に案内・サポート役の学生が付き、様々な交流活動を行いました。生徒は「レディーファーストで紳士的であった」「台湾へのイメージが変わった」と終始感激した様子で交流活動に参加していました。
本研修の大きな柱の一つである英語プレゼンテーション発表では、おもてなしに応えようと生徒達は頑張りました。これまでの練習の成果が発揮された発表でした。
限られた時間を最大限に使い、有意義な時間を過ごしました。
記念写真を撮ったり、連絡先を交換したり、別れを惜しんだりする姿から本交流研修の充実感が感じられました。
建国高級中学の皆様、ありがとうございました。
その後、関渡自然公園へ移動し、現地ガイドとともに関渡平野の生態環境に恵まれためずらしい湿地帯を見学しました。穏やかな天候のもと、多様な水生植物や鳥類の説明を受け、貴重な時間を過ごしました。
◆12月25日(研修4日目)
新竹市および台北市各所にて研修を行いました。
内容は以下のとおりです。
- 放射光施設(NSRRC)研究所見学
- 故宮博物館見学
- 忠烈祠見学
- 台北101見学
- 士林夜市散策
研修4日目は台湾各所にて台湾の先進研究技術や歴史、文化を学ぶ研修を行いました。生徒たちはこれらを目で見て、肌で感じ、学びました。特に、歴史や文化に関する施設では、展示物を食い入るように見つめ、ガイドさんの説明に熱心に耳を傾けていました。
台湾での研修が最終日ということもあり、生徒たちは記念撮影やお土産の購入なども楽しみました。
◆12月26日(研修5日目)
宿舎を出発し、龍山寺と中正紀念堂を見学後、帰路につきました。限られた時間ではありましたが、台湾の文化と歴史を体感する時間となりました。
帰りのバスでは、一人一人が旅の成果や反省、今後の目標を発表しました。
22:20に学校へ到着し、無事の帰着を報告しました。
生徒の皆さんは研修の成果を今後の学校生活に人生に生かしていってほしいと思います。
以上のように、令和元年度SSH台湾海外研修は無事終了し、充実した研修となりました。
保護者の皆様をはじめ旅行会社様、各関係者の皆様、ありがとうございました。
英語による科学講座
日 時: 令和元年12月18日(水)
場 所: 本校 大講義室
対象生徒: 高校1年生 科目SS選択者57名 および 希望者
科学に対する興味・関心を高めるとともに、科学の国際性と科学英語の重要性を認識し、海外において活躍できる科学技術者を育成することを目的に、昨年度に引き続き、会津大学 准教授 奥平恭子先生に、「Biology in Space?!」という演題で英語による講演を行っていただきました。
講演の途中で「英語が好きな人は挙手」という問いかけにはほとんど反応がなく、「嫌いな人は挙手」には半数近くの生徒が手を挙げており、少し残念でした。しかし、今回の講座をきっかけに英語が嫌いから好きになり、科学論文や学会発表などで英語を使いこなせるようになることを期待したいと思います。今回の英語による講演の最後には、英語による講義や発表などにおいて、質問するときのコツや、質問に答えるときのテクニックを丁寧に教えていただきました。研究者でも質疑応答の際に苦戦することが多いそうです。その後の質疑応答では英語での質問をする生徒が多くみられたため、この講座から刺激を受け、科学英語を今後のSSH活動において活用しようとする意欲の向上が期待できる講演となりました。
SSH台湾海外研修事前研修「中国語講座」
SSH台湾海外研修の事前研修として「中国語講座」が12月16日(月)に本校のLL2教室で行われました。会津大学大学院生の楊宗燁(Yang Zong-Ye)さんと葉峻宇(Yeh Chun-Yu)さんを講師としてお招きし、海外研修に参加する28名が参加しました。
内容は以下のとおりです。
13:30~13:40 オープニング
講師紹介、講師あいさつ
13:40~15:20 『中国語会話講座』あいさつ、自己紹介について
『異文化コミュニケーション』台湾について
質疑応答(英語)
15:20~15:30 クロージング
動画やスライドを用いた講義を受け、生徒たちは楽しく学んでいました。日本での“あたり前”が台湾ではそうでないことも多くあり、研修中に注意しなくてはいけない点がたくさんありました。
日常会話の練習では音声や実演による指導を受け、多くの表現を学びました。台湾でも積極的に活用し、コミュニケーションにチャレンジしてほしいと思います。
楊宗燁さんと葉峻宇さん、ご指導ありがとうございました。
ふくしまサイエンスフェア
日 時: 令和元年12月14日(土)
場 所: 子どもの夢を育む施設 こむこむ (福島市)
対象生徒: 高校1年生SSH探求部9名、中学1、2年生情報科学部11名
ふくしまサイエンスフェアは、福島高校が主催する、子どもたちに実験教室や実験屋台を行い、子どもたちの科学に対する興味・関心を高めるための事業です。本校からは、中学1、2年生の情報科学部の生徒11名と、高校1年生のSSH探求部の生徒9名の合計20名が参加しました。
中学生と高校生が縦割りで3つの班に別れて実験屋台を企画し、放課後に器具の準備や予備実験などを行い本番に備えました。3つの班の内容は、以下のとおりです。
①「空気ほうを作ってあそぼう」
ペットボトルの底を切り取って、そこにゴム風船を取り付けます。ペットボトルの口部分を砲口にして、ゴム風船の部分を引っ張って放すと内部の空気が飛び出すので、的をめがけて空気を当ててあそびます。
②「芳香剤を作ろう」
プラカップに吸水性ポリマーを入れ、絵の具できれいに色づけされた水を注ぎかき混ぜ、水を吸収する様子を観察してもらいます。さらにそこへアロマオイルを加えて芳香剤をつくります。
③「ブドウジュースで絵をかこう」
ブドウジュースを染み込ませて乾かしたろ紙を準備し、そこにお酢や洗剤を使って絵を描くと色の変化を観察することができます。
当日は、中学生と高校生が協力して参加したたくさんの子どもたちに丁寧に説明したり、保護者の方の質問に答えたりと、積極的に事業に参加していました。今回の事業では、将来の科学をともに担っていくであろう子どもたちを相手に、中学生と高校生が協力して1つのことを実施することができ、大変よい経験になりました。
SSH台湾海外研修事前研修「英会話講座」
日 時:令和元年12月11日(水)16:00~16:40
場 所:会津学鳳高校 LL2教室
対象生徒:高校2学年 科目SS選択者 台湾海外研修参加者28名
SSH台湾海外研修の事前研修として「英会話講座」が12月11日(水)に本校のLL2教室で行われました。本校ALTのスティーブン先生に講師をお願いし、海外研修に参加する28名が参加しました。
内容は以下のとおりです。
16:00~16:40 英語によるコミュニケーション活動
・与えられたtopicについての自分の意見を述べる
ペアをつくり、与えられたtopicについて2分間会話する活動を繰り返しました。ペアを変え、topicを変え、各自の考えや想いを身ぶり手ぶりを使って熱心に表現しました。
講座の最後に「台湾で何を学びたいのか?何のために台湾に行くのか?を明確にして研修に臨むこと。そのための準備をしっかりとしてほしい。」と、ご指導いただきました。
スティーブン先生、ありがとうございました。
SSH台湾海外研修事前研修「英語プレゼンテーション実習」
日 時:令和元年11月28日(木)13:00~16:30
場 所:会津学鳳高校 情報演習室
対象生徒:高校2学年 科目SS選択者 台湾海外研修参加者28名
SSH台湾海外研修の事前研修である「英語プレゼンテーション実習」が11月28日(木)に本校の情報演習室で行われました。講師として会津大学より金子恵美子教授にお越しいただき、海外研修に参加する28名が参加しました。内容は以下のとおりです。
13:00~13:10 オープニング、講師紹介、講師あいさつ
13:10~14:10 「英語によるプレゼンテーション実習1」
・班ごとにプレゼンテーションを行い、内容・構成・英語表現・文法・発音・質問対応・発表態度の指導を受ける
・各班10分計6班行う
14:10~15:20 プレゼンテーションと原稿を修正、発表練習
15:20~16:20 「英語によるプレゼンテーション実習2」
・再度、修正したプレゼンテーションを行い、指導を受ける
16:20~16:30 クロージング
聞き手がネイティブでないことを想定して「ゆっくりはっきり話す」、「ほんの一瞬“間”をあけて話すことで相手が理解しやすくなる」や「アイコンタクトを意識する」などたくさんのご指導をいただきました。
前半と後半で各班プレゼンテーションを2回行い、「たった1時間の練習でこれだけ上手に話せるようになるのはすごい」とお褒めの言葉をいただきました。
実習の最後には「残り1ヶ月あれば十分練習できる。5分でも10分でもいいから毎日練習することが大切。自分の発表の様子を動画で撮影して、よりよい発表になるよう練習してほしい。」と励ましの言葉をいただきました。
金子恵美子先生、ありがとうございました。
令和元年度 「科学の甲子園」 福島県大会
日 時:令和元年11月10日(日)
場 所:福島大学
参加生徒:高校1、2年生希望者20名
令和元年度「科学の甲子園」福島県大会(主催 福島県教育委員会、共催 福島大学共生システム理工学類)が11月10日(日)に福島大学で行われました。本校からは2年生1チーム(7名)と1年生2チーム(13名)の3チームが参加しました。
大会は競技形式で行われ、その内容は以下のとおりです。
(1)筆記競技(配点180点)
- 理科、数学、情報の中から、知識を問う問題及び知識の活用について問う問題で競う。
- 教科・科目の枠を超えた融合的な問題も出題され得る。
(2)実技競技(配点360点:実験競技180点、総合競技180点)
- 理科、数学、情報に関わる実験、実習、考察等、及び科学技術を総合的に活用して、ものづくりの能力、コミュニケーション能力等により課題を解決する力を競う。
- 実験競技:理科に関わる観察、実験で競う。(競技内容は当日指示)
- 総合競技:課題に関する競技及びレポートで競う。(今年度は「クリップモーターカー」)
今年度の大会は、県内7校26チームが参加しました。
2年生チームの「ゴルジ隊(ごるじたい)」(伊藤伶真さん、久田幸輝さん、眞田啓嗣さん、原英礼さん、佐藤優輝さん、安部心裕さん、成瀨光浩さん)が、実験競技で4位、1年生チームの「超DENDOU隊(ちょうでんどうたい)」(星淳志さん、関本雄輝さん、武田京介さん、佐々木舞さん、小林加奈さん、小林加歩さん)が総合競技で4位となりました。また、筆記競技と実技競技をあわせた総合成績で「超DENDOU隊」が4位という結果となりました。