SSH 活動の記録

令和2年度科目スーパーサイエンス 分子生物学実験講座

日  時: 令和2年8月17日(月)~19日(水)

場  所: 本校理科実験室3

対象生徒: 高校2年 科目スーパーサイエンス選択者 計36名

講  師: 本校教員

 

 学校の授業では行う機会がなく、また最近話題のPCR法などの分子生物学実験を行うことにより、生徒が科学の面白さや重要性を再認識する機会としました。さらに、今年度行なっている課題研究でも使用することが考えられる器具の使用法や実験方法とその理論の習得を目的として、本事業を実施しました。また、今回はコロナ感染症対策のため2班に分けて実施しました。

実施した実験は以下の3つです。

  1. DNAの抽出
  2. PCR法による遺伝子の増幅
  3. 電気泳動法による遺伝子の解析

 

◆生徒の事後アンケート

  • コロナ関連のニュースで「PCR検査」という単語をよく耳にするので、タイムリーで興味深かった。実際の方法を体験し理解できてよかった。とても貴重な経験だった。
  • 使用したことのない機器ばかりで上手にできるか不安だったが、先生方から丁寧に教えていただいたので積極的に参加できた。
  • 初めて使う器具や薬品についての使用方法や性質などの知識を身に付けることができた。
  • 実際に実験の作業をやり、かなり多くの時間を費やすことやその細かい作業の大変さを知ることができた。分子生物学は面白いが難しいものだと実感した。
  • 先生の説明が丁寧にあった上での実験だったので、分かりやすかった。
  • 作業をただやるのではなく、どのような原理なのか、その操作によって何を調べようとしているのかを理解することができた。

DNA抽出PCR法電気泳動法