SSH 活動の記録

SSH台湾海外研修事前研修「英語プレゼンテーション実習」

2019年11月29日 11時59分
SSH

日   時:令和元年11月28日(木)13:00~16:30

場   所:会津学鳳高校 情報演習室

対象生徒:高校2学年 科目SS選択者 台湾海外研修参加者28名

 SSH台湾海外研修の事前研修である「英語プレゼンテーション実習」が11月28日(木)に本校の情報演習室で行われました。講師として会津大学より金子恵美子教授にお越しいただき、海外研修に参加する28名が参加しました。内容は以下のとおりです。

  13:00~13:10 オープニング、講師紹介、講師あいさつ
  13:10~14:10 「英語によるプレゼンテーション実習1」
         ・班ごとにプレゼンテーションを行い、内容・構成・英語表現・文法・発音・質問対応・発表態度の指導を受ける
         ・各班10分計6班行う
  14:10~15:20 プレゼンテーションと原稿を修正、発表練習
  15:20~16:20 「英語によるプレゼンテーション実習2」
         ・再度、修正したプレゼンテーションを行い、指導を受ける
  16:20~16:30 クロージング

   聞き手がネイティブでないことを想定して「ゆっくりはっきり話す」、「ほんの一瞬“間”をあけて話すことで相手が理解しやすくなる」や「アイコンタクトを意識する」などたくさんのご指導をいただきました。
  前半と後半で各班プレゼンテーションを2回行い、「たった1時間の練習でこれだけ上手に話せるようになるのはすごい」とお褒めの言葉をいただきました。
  実習の最後には「残り1ヶ月あれば十分練習できる。5分でも10分でもいいから毎日練習することが大切。自分の発表の様子を動画で撮影して、よりよい発表になるよう練習してほしい。」と励ましの言葉をいただきました。
  金子恵美子先生、ありがとうございました。

発表の様子1発表の様子2発表後の振り返りの様子

令和元年度 「科学の甲子園」 福島県大会

2019年11月12日 16時46分
SSH

日   時:令和元年11月10日(日)
場   所:福島大学 
参加生徒:高校1、2年生希望者20名

 

令和元年度「科学の甲子園」福島県大会(主催 福島県教育委員会、共催 福島大学共生システム理工学類)が11月10日(日)に福島大学で行われました。本校からは2年生1チーム(7名)と1年生2チーム(13名)の3チームが参加しました。

大会は競技形式で行われ、その内容は以下のとおりです。

(1)筆記競技(配点180点)

  • 理科、数学、情報の中から、知識を問う問題及び知識の活用について問う問題で競う。
  • 教科・科目の枠を超えた融合的な問題も出題され得る。

(2)実技競技(配点360点:実験競技180点、総合競技180点)

  • 理科、数学、情報に関わる実験、実習、考察等、及び科学技術を総合的に活用して、ものづくりの能力、コミュニケーション能力等により課題を解決する力を競う。
    1. 実験競技:理科に関わる観察、実験で競う。(競技内容は当日指示)
    2. 総合競技:課題に関する競技及びレポートで競う。(今年度は「クリップモーターカー」)

今年度の大会は、県内7校26チームが参加しました。

2年生チームの「ゴルジ隊(ごるじたい)」(伊藤伶真さん、久田幸輝さん、眞田啓嗣さん、原英礼さん、佐藤優輝さん、安部心裕さん、成瀨光浩さん)が、実験競技で4位、1年生チームの「超DENDOU隊(ちょうでんどうたい)」(星淳志さん、関本雄輝さん、武田京介さん、佐々木舞さん、小林加奈さん、小林加歩さん)が総合競技で4位となりました。また、筆記競技と実技競技をあわせた総合成績で「超DENDOU隊」が4位という結果となりました。

 

総合競技に参加した2年生チーム総合競技で4位となった1年生チーム作成したカートのプレゼンを行う1年生チーム

1年SSエッグドロップコンテストが行われました(10月30日)

2019年11月1日 14時31分
SSH

日   時:令和元年10月30日(水)

場   所:会津学鳳高校

対象生徒:1年科目SS選択生徒

 

 10月30日(水)1年科目SS選択の生徒によるエッグドロップコンテストが行われました。今年度は、「円錐形の機体は禁止する」という新たなルールを加えての実施となりました。10月9日(水)に行われた1回目の投下では40分という短い時間の中で、仮説をもとに機体を作製し、14班中3班が卵を守ることができました。さらに、新たに生じた課題を解決するために試行錯誤を繰り返し、迎えたエッグドロップコンテスト本番では14班中6班が成功を収めました。

いずれの班も、「2枚の画用紙とたこ糸」という限られた材料のなかで工夫を凝らし、独創的な機体を作り上げることができました。今後は、今回のエッグドロップコンテストや機体作製の取り組みをもとに論文を作成していく予定です。

作製した機体投下の様子投下の様子2

1年SSエア研究発表会・表彰式が行われました(10月3日,30日)

2019年11月1日 14時25分
SSH

日   時:令和元年10月3日(水),30日(水)

場   所:講義室1

対象生徒:1年科目SS選択生徒

 

 1年科目SS選択の生徒によるエア研究の発表会と表彰式が行われました。毎年本校では、科学的リテラシーの向上を目的とし、「エア研究」を行っています。「エア研究」とは高度な先行研究の論文を読み、理解を深め、その内容を生徒自身がポスターで発表する取り組みです。今年度も発表会に向けて14グループが各分野ごとに論文を読み進めました。

発表会の様子発表会の様子2

発表会本番では、難しい質問にもしっかりと対応する姿が見られました。

審査の結果、「テレイグジスタンスロボットの研究」についてまとめた班が最優秀賞となりました。今回、培ったコミュニケーション能力や表現力を今後の活動に活かしてほしいと思います。

ふくしま環境教育フォーラム2019

2019年8月28日 14時26分
SSH

日   時: 令和元年8月10日(土) 10:00~15:00

場   所: 福島県環境創造センター

対象生徒: SSH探求部 物理班の生徒3名

 

 SSH探求部での日頃の研究活動を外部に披露し、意見交換を行うことにより知見を深め、以後の活動の励みとすることを目的としてフォーラムに参加した。

 福島県環境創造センターをはじめとする“ふくしま環境活動支援ネットワーク構成団体”17団体と福島県内の高校15校がそれぞれの研究や取り組みを披露した。ポスター発表形式で発表を行い、生徒たちは多くの来場者に自分たちの研究テーマである“ペロブスカイト太陽電池”について熱く語った。また、他の団体の取り組みを見学し、同世代の興味深い取り組みに熱心に耳を傾けていた。講師として本フォーラムに招待されていた柳田理科雄氏(空想科学読本シリーズの著者)も本校生徒の研究発表に助言をくださり、充実した時間を過ごすことができた。

 ぜひ今回の経験を今後の研究活動に活かしていってほしい。

研究成果を発表柳田理科雄氏からの助言

第4回福島第一廃炉国際フォーラム

2019年8月28日 14時20分
SSH

 今年12月に行われる台湾研修において現地の高等学校や大学で、東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所の事故後における福島の現状を伝えるために、生徒自身が正確な知識を身に付け、発信する力を育成することを目的として参加しました。

 8月2日(金)(に前日入りし、)オリエンテーションを受け、発表グループの作成を行いました。福島県内外から高校生が集まり、交流を深めました。 

 8月3日(土)、廃炉資料館(富岡町)と福島第一原子力発電所を訪れ、専門家からの説明をうけながら事故後の生々しい現状と復興が進んでいる様子を見学しました。事故当時のままの所や改修が進み新しい街並みとなった所を生徒は真剣に見つめていました。午後からは、復興や廃炉に向けて最前線で活躍する方々の講演を聞いたり、グループで問題意識を共有し発表に向けたディスカッションをしたりして、午前中に身に付けた知識を深めました。最終日の発表会に向け夜遅くまで意欲的に活動を行いました。

 8月4日(日)、富岡町文化交流センター「学びの森」で各グループの成果発表会を行いました。各グループが2日間で身に付けた知識を基に、福島の復興や廃炉についての課題や必要であると考えたことを科学的な立場や社会的な立場、様々な面から見つめ、発表しました。山名元氏(原子力損害賠償・廃炉等支援機構理事長)やウィリアムDマグウッド4世氏(経済協力開発機構/原子力機関[OECD/NEA]事務局長)からも発表についてお褒めの言葉をいただき、生徒たちの表情は充実感でいっぱいでした。

 3日間の研修をとおして、福島の復興や廃炉により関心を持ち、主体的に考え、周囲に伝える力を向上させることができたようです。今回の学びをしっかりと台湾研修に繋げていってほしいと思います。

オリエンテーションの様子専門家からの説明グループディスカッションの様子前日夜のリハーサル発表本番の様子記念写真撮影(中央左がウィリアムDマ グウッド4世氏、右が山名元氏)

夏の科学研修 (8月5日 家畜改良センター見学)

2019年8月20日 09時29分
SSH

日   時: 令和元年8月5日(月)

場   所: 国立行政法人家畜改良センター

対象生徒: 1年科目SS選択生徒

 

 8月5日,動物資源コースの生徒が西郷村にある国立行政法人家畜改良センターを見学しました。家畜改良センターは,家畜の生産性向上,品質向上,コスト削減のために,家畜改良や飼料作物の研究を行っている国立の施設です。

 午前は,家畜の繁殖技術の研究,肉質評価の方法,遺伝分析の研究について,実際の研究に用いられている機器を見ながら説明を聴きました。

 午後は,牛舎を見学しました。生後90日の子牛から,体重740kgを超える大きな牛のいる牛舎1つ1つを見せて頂きました。また,それぞれの成長過程で効率よく家畜を育てるための餌の工夫などの貴重なお話をお聞きすることができました。

 今回の研修をとおし,学校の授業では学ぶことのできない畜産という分野を触れ,課題解決のための新たな視野を手に入れることができたと思います。

 独立行政法人家畜改良センターの皆様,この度は本校のSSHの活動にご協力いただき,ありがとうございました。

 

夏の科学研修(8月1日 発電所見学)

2019年8月20日 09時25分
SSH

日   時: 令和元年8月1日(木)

場   所: 柳津西山地熱発電所 第二沼沢発電所

対象生徒: 1年科目SS選択生徒

 

 本校では「県内各地で持続可能社会について学ぶこと」を目的とし,1年生科目SS選択生徒を対象に「夏の科学研修」を行っております。

今年度は ,①再生エネルギーについて学ぶコース ②動物資源について学ぶコース

の2つに分かれて研修を実施することとなりました。

 

 8月1日,再生エネルギーコースの生徒が地元会津の2つの発電所を見学しました。

 午前は,柳津西山地熱発電所とPR館を見学しました。地中から熱水をくみ上げる仕組みや,使用された蒸気の循環経路など,実際の施設を見ながら,説明を聴きました。また,地熱発電所の変遷や今後の活用法についての貴重なお話を聞くことができました。

 午後は、金山町の第二沼沢発電所を見学しました。地下にある施設を実際に歩きながら,只見川から沼沢湖へ水をくみ上げる仕組みや,揚水式発電所である第二沼沢発電所の役割についてお話を聞くことができました。

 2つの発電所の見学をとおし,持続可能社会に向けて必要不可欠である再生可能エネルギーの利点や課題について,一人ひとりが考えるきっかけとなりました。今後の探究活動に生かしてほしいと思います。

東北電力株式会社の皆様,この度は本校のSSHの活動にご協力いただき,ありがとうございました。

地熱発電所PR館地熱発電所第二沼沢発電所①第二沼沢発電所②

女性科学者実験講座(7月24日)

2019年8月20日 09時21分
SSH

日   時: 令和元年7月24日(水)

場   所: 理科実験室2

対象生徒: 1,2年科目SS選択女子生徒

 

 本校1・2年科目SS選択の女子生徒を対象に女性科学者実験講座が行われました。

今年度は「香り」をテーマに,オレンジの果皮から香り成分であるリモネンを取り出す実験と,果物の香りであるエステルを合成する実験を行いました。実験の説明を聞いた後,各班でコミュニケーションをとりながら,実験操作を進めていました。また,疑問点を話し合ったり,先生方に質問したりと,意欲的に取り組む姿勢が見られました。今回の講座をとおして「香り」についての理解を深めるとともに,科学的な視野を広げ,より深い探究心を身に付けることができたと思います。