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日 時:令和3年10月12日(火)~14日(木)
場 所:本校情報演習室
参加生徒:高校2年生 希望者4名
国際メンタリングワークショップ Virtual Joshikai in Fukushima 2021 が10月12日(火)から3日間行われ、本校情報演習室から参加しました。福島の課題に取り組む理工系女性人材の育成を目的として、高校生が国内外の理工系女性研究者・技術者とオンラインで交流を行いました。
内容は以下のとおりです。
テーマ「理工系分野での私の未来を考える」
1日目:インプットの日
2日目:ディスカッションの日
3日目:アウトプットの日
本校生徒が廃炉に高い関心を持っているルーマニアの高校生と交流することで、海外の人たちに分かりやすく説明できるようになるため、正しい知識を自分の中でかみ砕いて理解し、英語力を向上させなくてはいけないことを学びました。
また、廃炉に関する技術開発は世界各国の研究者によって進められていることを知り、福島の復興と理工系分野の女性の社会進出、そして自身の将来について深く考える機会となりました。

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日 時:令和3年10月31日(日)
場 所:浪江町地域スポーツセンター
参加生徒:高校2年生希望者6名
福島第一廃炉国際フォーラムが10月31日(日)浪江町地域スポーツセンターで行われ、本校高校生6名が参加し、うち1名が福島県の高校生代表として登壇しました。
代表の生徒は、「原発事故当時まだ幼く、得体の知れない何かにおびえていました。ふるさとである浪江を想い、安全で最適な方法での廃炉作業が完了し、東日本大震災の原発事故が終息することを心から願っています。」と参加者の前で堂々とした発表を行いました。
フォーラムの内容は以下のとおりです。
- 開会挨拶
- 福島第一廃炉10年の歩み
- 1FサイトのVirtual Tour
- 福島第一原子力発電所福島復興へ向けた地元とのコミュニケーションの取り組み状況
- 生徒発表
- はいろのいろは共創ワークショップ
- ふたば未来ワークショップ
- 国際メンタルワークショップ
- パネルディスカッション
- 全体総括




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日 時:令和3年10月17日(日)
場 所:本校情報演習室
参加生徒:高校2年生 希望者3名
ふたば未来ワークショップが10月17日(日)に行われ、本校情報演習室から参加しました。福島の未来を担う人材として、福島第一原子力発電所の事故とその後を理解し、現状を適切に伝える力を身に付けることを目指し、2年生3名が参加しました。
ふたばの復興・未来を高校生が自ら考え、提案するワークショップ形式の研修でした。
内容は以下のとおりです
- 2050年の双葉地域・福島第一原発廃炉についてのレクチャー
- 質問シートの作成
- 質問への回答
- グループワーク
- 2050年の双葉地域の課題を書き出す
- 政策提言を考える
- プレゼンテーション
政策提言では、「東京とふたばを繋ぐ新幹線を開通させる」や「大型商業施設の設置」、「テーマパークの開園」、「ご当地アイドルの結成」、「プロスポーツチームを本拠地として誘致」など、人口を増やすことを目指して高校生ならではの発想で、様々な意見が発表されました。
今回のワークショップをとおして、生徒たちは“知ること”、“考えること”、“意見を持つこと”の大切さを学びました。
代表者は月末に開催される「福島第一廃炉国際フォーラム」で成果発表を行います。
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日 時:令和3年11月17日(水)
対象生徒:1年SSH産社(GSコース)
【6校時・大講義室】
全体講義を行いました。講義内容は、テーマの立て方・発表スライドのつくり方についてのレクチャーでした。生徒たちは、自分たちのグループのテーマをより明確にしていく指針が見つかったようでした。

【7校時・各教室】
いままでの調査を踏まえて、課題をより明確に設定していく活動を、各班で実施しました。班のテーマが探究としてオリジナリティのあるものになり、自分たちの課題意識が伝わるようになる方法について、真剣に話し合っていました。
来月予定している企画発表会が楽しみです!
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日 時:令和3年10月27日(水) 6、7校時
場 所:各教室
対象生徒:1年SSH産社(GSコース)
各教室で地域探究班ごとに分かれ、より具体的で実現可能な目標設定に取り組みました。アンケート調査の質問や、インタビューの内容を各班で考えました。早い班では、アンケートの実施、電話インタビューを行う班もありました。アンケート・インタビューによって、自分たちの欲しい情報が集められるよう工夫していました。電話インタビューでは、慣れないせいか緊張する様子もありましたが、一生懸命さが伝わっていたようです。
今後も明確な目標が決まるよう頑張りましょう。


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日 時:令和3年10月6日(水)
対象生徒:1年SSH産社(GSコース)
今回は、6校時と7校時に分けて、それぞれ活動を行いました。
6校時・第一体育館
「課題設定の方法と今後の予定」についての講義を受けました。問題を見極めるためには目標と現状の差をはっきりさせ、その解決策を立てることの重要性を学びました。その後、「レストラン活性化」の例題を用いて、地域探究班で話し合いを行い、解決策を考えました。最後に、今後の活動の進め方を「プラン発表までの流れ」のプリントで確認しました。

7校時・各教室
地域探究班ごとに分かれ、各教室で「目標入力シートの作成」に取り組みました。自分たちが選んだ地域をどんな場所にしたいのか大まかな目標を設定し、その地域について知っていることと知らないことを通して現状を把握し、そのための調査方法を班ごとに話し合いました。
いよいよ「地域探究」の本格的な活動が始まりました。生徒たちの視点から各地域にどのようなの問題点があるのかを探り、そしてどのような解決策を導き出していくのか、楽しみです。
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日 時: 令和3年10月13日(水) 6校時
場 所: 本校大講義室
対象生徒: 高校1年生 SSコース選択者
9月22日(水)に行った、ブナ林研修発表会の表彰式を行いました。
総 合 成 績 |
結 果 | 受 賞 者 |
【ベストポスター賞】 7班「森林の遷移と多様性」 |  |
【グッドポスター賞】 3班「高木が及ぼす低木への影響」 9班「ギャップと周囲の環境について」 | 

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ベストオーディエンス賞 4班「データから紐解く森の変遷」 |  |
生徒が製作したポスターは、高校棟1階情報演習室前に掲示してあります。

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日 時:令和3年10月9日(土)
場 所:東山小学校 体育館
対象生徒:高校SSH探求部員 22名
会津若松市東公民館主催の放課後子ども教室 東チャレンジクラブの特別講座として、「会津学鳳高校サイエンスショー おもしろ科学実験教室」を開催しました。本校から、高校SSH探求部の1・2年生22名が講師として参加し、東山小学校の1年から6年の児童19名を対象に、2つの実験教室を実施しました。
1つは偏光板を使って、無いはずの壁が見えてしまう箱を製作する実験で、もう1つは大気圧でカップが持ち上がることを使って、魚釣りゲームをする実験でした。講師役の生徒たちは、偏光や大気圧の原理を、いかに小学生に理解してもらうか苦労しながら、自作のフリップを使って説明していました。また、魚釣りゲームを盛り上げるため、賞状を準備するなど、熱心に指導する姿が見られました。
参加した小学生は、楽しそうに実験を行っていました。今回の講座をきっかけに、物事を科学的な視点からとらえる姿勢が育っていってくれることを期待します。





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日 時: 令和3年10月1日(金) 15:20~17:30
場 所: 本校理科実験室1
対象生徒: 高校2年生 SSコース選択者
被災を体験された方より、当事者だからこそ語れる生の声をお伺いすることで、県外あるいは海外の方々とのコミュニケーションをしていく上で、東日本大震災や東京電力第一原子力発電所の事故後における福島県の現状を伝えるために、生徒自身で正確な知識を発信できる力を育成するプログラムです。福島県教育委員会主催の令和3年度「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」として実施しました。
福島県南相馬市で被災された原発災害を語り継ぐ会主宰 高村美春様、宮城県東松島市で被災された東北学院大学教養学部地域構想学科3年 雁部那由多様から、震災当時の様子を伺いました。
高村さんからは、震災当日から原子力発電所事故後、情報が乏しい中どのように行動するのが正解なのか、判断しなければならないことのもどかしさについて聞くことができました。
また、雁部さんからは、地震当日のたった数十センチの違いで人の生死が決まってしまった津波の恐ろしさについて教えていただきました。そして、「未災地」での防災や「災間」災害と災害での間に何を行っていけばよいのかの問いかけがあり、生徒それぞれがこれからについて考える時間となりました。
〇生徒感想
- 語り部の方々から聞いた震災の話はとてもリアルで、私たちは常に災害の危険性と隣り合わせで生きているんだということを再認識できた良い機会だった。今回の話のような状況が自分にも起こりうるということを前提に、そのような状況下で自分に何ができるか考え言葉にすることが大切だと思った。地域そのものが体験・経験を失ってしまわないように自分と自分の大切な人が救われるようにできることをしていこうと思った。今後の避難訓練も今日学んだことを踏まえて有意義な活動にしていきたいと思う。
- 今まで福島のことを聞く機会は多かったが、宮城の状況について聞く機会がなかったため、聞けてよかった。宮城の海岸沿いのところでも被害が大きいところと小さいところがあり、地形によって差が出ていることがわかった。また、海から遠くても、近くに川がある事で海から逆流してくる水が川から溢れて津波になることがあるというのを初めて知った。津波と言うと海からのものしか考えていなかったため、このような知識を得られてとても良かった。また、福島の原発事故から、情報を素早く被災地の住民に伝えることが大切なのだとわかった。
この活動の様子は、10/4(月)の福島民友新聞、10/5(火)の福島民報新聞と河北新報の各紙にも掲載されました。



