SSH 活動の記録

カテゴリ:SSH

ブナ林研修に行きました

日  時: 令和5年6月10日(土)
場  所:ただみ・ブナと川のミュージアム、癒しの森
対象生徒:1年SSコース選択者48名

 例年より1か月早い6月上旬、1年SSコース選択者48名と、只見町への研修に行きました。生徒たちは午前中にただみ・ブナと川のミュージアムを訪れ、只見町の自然の概要を学び、午後に実際にブナ林を訪れ、自分の目でその特徴や、人の手の入り方による違いを学びました。
 森林の内部まで足を踏み入れることは、多くの生徒にとって初めての経験であり、苦労する様子も見られましたが、その分多くの経験が得られたことと思います。生徒たちの感想には、「今後出来ないような経験をする事ができて、嬉しかったし、ブナ林は勿論、その他只見町についても興味を持つことができた」「自分が普段何気なく見ている山の森林や自然の景色などが、たくさんの要因が関係しあい、長い年月を経て今の森林になっているということを知り、感動した。」などの記述があり、身近な環境への興味・関心を高められる良い研修になったのではないかと思います。

【研修中の様子①】  【研修中の様子②】

【ギンリョウソウ】  【道中の倒木】

 

高校生による会津地域活性化プロジェクト 「ALMS」 提言報告

日  時: 令和5年1月30日(月)、2月14日(火)、3月18日(土)19日(日)

場  所: 会津若松市役所、山田木綿、AiCTデジタル祭り

対象生徒: ALMS参加グループ

 

 高校生による会津地域活性化プロジェクト「ALMS」において高校生が考えた提言報告や提言を自治体や企業、イベントへの参加をすることで実施してきました。

 1月30日には会津若松市役所で室井会津若松市長に「人口減少と流出対策について」提言をしてきました。会津若松市の現状と将来への架け橋について提言しました。

 2月14日には会津木綿を取り扱っている山田木綿さんに「会津木綿の活用について」提言をしてきました。会津木綿の特徴などを改めて知ることができ、魅力の伝え方をさらに考えていく必要があることがわかりました。

 3月18日19日とAiCTデジタルまつりにおいて、住友生命さんとコラボ企画「Skin&Healthプロジェクト~会津をもっと元気に~」を実施。「会津の健康寿命を延ばしたい」「日々の美容のように健康についてもっと身近に感じてもらいたい」と“肌”をテーマに「血流頭皮肌チェッカー」「肌年齢チェッカー」を用いて測定を行いました。若い人にたくさん参加してもらい、当初の目標は達成されたのではないでしょうか。

 

 他のグループの提言も引き続き、行っていきたいです。

     

SSH研究成果発表会および課題研究発表会

日  時: 令和5年2月16日(木)

場  所: 本校第一体育館および第二体育館

対象生徒: 高校1・2年生および中学3年生

 

 1年間取り組んできたSSH産業社会、総合的な探究の時間における課題研究についての発表やSSH事業における科目SS活動報告、台湾リモート研修報告、中学校RP課題研究発表がおこなわれました。

 

9:30~10:40 

開会式・口頭発表①(SSH成果発表、高校1年GS、高校2年GS、ALMS)

 10:50~12:10 

ポスター発表Ⅰ

(1年GS37件、2年GS24件、ALMS6件、1年SS11件、2年SS16件)

 13:00~13:50 

口頭発表②(高校1年GS・SS、高校2年GS・SS、SSH探求部)

 14:00~15:20 

ポスター発表Ⅱ(ポスター発表Ⅰ+中3RP12件)

 15:30~16:00 

口頭発表③・閉会式(中3RP、高校2年SS)

 

 対面形式での発表会実施は3年ぶりで、リモートでの発表会より一体感があり、発表者の熱意が聴衆生徒に響いていました。また、ポスター発表も、発表者・聴衆者ともに時間に余裕があり興味・関心が高く、発表を聞くことができました。

     

  

英語による実験講座

日  時: 令和5年2月10日(金)

場  所: 本校理科実験室2

対象生徒: 高校2年SS選択者 44名

講  師: 本校ALT ジェニー・キャロル・テイラー 氏

 

 専門用語も含め、基礎知識や実験手順の説明、また、考察の計算方法も説明もすべて英語により行われました。今年度は、化学の基礎的な実験である「中和滴定」を実施しました。最初に、実験で使用する器具や薬品の説明が英語によって行われたが、慣れない英語による説明に戸惑っているようでした。しかし、講師の分かりやすい英語の説明や周囲の本校教諭の補助を受けながら、グループで協力して実験に取り組むようすが見られました。

福島県SSH英語による課題発表会

日  時: 令和5年 1月29日(日 )

場  所: 福島県立安積高等学校

対象生徒: 高校2年生SS選択者 42名

 

県内のSSH指定校(本校、福島高校、安積高校)3校で発表会をしました。令和2年度開始以来初の対面での開催となり、本校は物理2件、化学3件、生物5件、地学3件、情報1件、数学2件の計16件の発表を行いました。各班で事前に英語科教員の協力を得ながら英語のポスターを作成し、質疑応答を含めオールイングリッシュで発表を行いました。

発表によって自分たちの研究を英語で“伝える”ことは多くの班が達成できました。また、ディスカッションや質疑応答においては悪戦苦闘する班もありましたが、自分たちの意見などよく伝えられていました。

 

 

探究活動口頭発表会

日  時: 令和5年1月25日(水)

場  所: 大講義室

対象生徒: 1学年SSコース51名

 

 生徒たちは昨年11月から班ごとに分かれて探求活動を行ってきました。活動の内容をスライドにまとめ、SSコースの中で口頭発表会を行いました。活動期間中は授業時間以外にも各実験室で実験をしたり、コンピュータ室でスライドを作ったりする様子が見受けられました。

 発表会当日は、相手が理解できるよう丁寧に質問に答えたりほかの班の探究について良かった点を付箋にまとめたりしていました。

令和4年度東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会

日  時: 令和5年1月20日(金)・21日(土)

場  所: 郡山市郡山公会堂および福島県立安積高等学校

対象生徒: SSH探求部 化学班3名 生物班4名

 

 東北地区6県のSSH指定校など、理数系の課題研究に積極的に取り組んでいる高校生が、授業や部活 動で取り組んできた研究成果を対面で発表し、発表者との対話を通じて相互交流・評価を行い切磋琢磨することで、これからの活動や研究の質・量の両面で活性化を図る目的のため参加してきました。

 高度な研究発表会に生徒たちはかなり刺激を受け、今後の研究に対する姿勢が変わったようです。

 

英語による科学講座

日   時: 令和4年12月23日(金)

場   所: 本校 講義室1

対象生徒: 高校1年生 SSコース選択者50名

 

科学に対する興味・関心を高めるとともに、科学の国際性と科学英語の重要性を認識し、海外において活躍できる科学技術者を育成することを目的に、会津大学 准教授 奥平恭子先生に、「 Biology in Space?! 」という演題で英語による講演を行っていただきました。

英語の苦手な生徒もいる中で、生徒に寄り添っていただき、とても丁寧に話が進んでいったため、分かりやすかったという感想が多数ありました。今回の講座をきっかけに英語が嫌いから好きになり、科学論文や学会発表などで英語を使いこなせるようになることを期待したいと思います。

今回の英語による講演の最後には、英語による講義や発表などにおいて、研究者でも質疑応答の際に苦戦することが多い為、質問するときのコツや、質問に答えるときのテクニックなどを丁寧に教えていただきました。その後の質疑応答では苦戦しながらも英語での質問をすることができていました。この講座から刺激を受け、科学英語を今後のSSH活動において活用しようとする意欲の向上が期待できる講演となりました。