SSH 活動の記録

カテゴリ:SSH

第41回福島県高等学校総合文化祭 活動優秀校公演

日  時: 令和4年12月18日(日)

場  所: いわき芸術文化交流館アリオス

対象生徒: SSH探求部古生物班 高校2年生 2名

 

福島県高等学校文化祭自然科学部門ポスターの部において優秀賞を獲得した「上部白亜系双葉層群足沢層に産する有孔虫について」のポスター発表を行ってきました。

いつもとは違う一般の来場者に対して発表することができ、発表のしかたなど工夫し伝えられ、研究の成果を普及することができました。

高校生による会津地域活性化プロジェクト 「ALMS」 成果発表会

日  時: 令和4年 12月17日(土)

場  所: スマートシティAiCT交流棟

対象生徒: 会津学鳳高校2年生12名 会津ザベリオ高校2年生10名

 

 月1回開催してきた全5回の検討会議を終え、成果発表会をおこないました。テーマは、以下の6つになります。

グループ1:人口減少・流出対策について

グループ2:担い手不足解消について

グループ3:地域活性化・魅力化について~会津木綿の活用方法~

グループ4:地域活性化・魅力化について~Instagramを利用した情報発信~

グループ5:職業間等に関しての教育支援について

グループ6:健康維持向上について

 

 最後まで、課題に向き合い解決方法を模索してきた結果をそれぞれ報告してくれました。どれも目を引くような提案をしてくれました。協力いただいた企業・自治体の方には大変感謝しております。次年度も引き続き、多くの生徒と企業・自治体に参加いただき実施していきたいと思っております。本当にありがとうございました。

 

 今回のALMSを通しての感想は以下の通りです。

○全体を通した生徒側の感想(一部抜粋)

・始めは白紙から始まった課題がグループ内での検討会や、中間発表会でいろいろな企業さんからの意見を踏まえてまた練り直したりして最終発表まで持ってこられたのがすごく嬉しいです。またここで終わるのではなく、これからも続行して行きたい。

・課題提示から、フィールドワーク、話し合いと、ザベリオの人達や企業の人達と協力して、最終発表まで持ってこられてよかったなと思います。持続する活動が課題解決策になったので、これからもみんなと繋がりを保ちながら、活動をより発展させ、あとの世代に受け継いでいくものにしていきたいです。もっと会津地区の高校が参加して、大きな活動になっていったらいいなと思います。

・今回の活動をとおして他の高校と関わって活動すること自体が初めての経験だったのでとても緊張したのですが、この半年間をとおして一緒のグループの子と仲良くなれました。この活動は将来にとても役立つことなので、いい経験ができて良かったです。またこの機会があったらぜひ参加したいです。

○全体を通した企業側の感想(一部抜粋)

・会津地域のことをさまざまな側面から分析して、課題解決に向けて取り組んできたと思います!是非実行に向けて、企業も全面的に支援していければいいと思います。

・全体をとおして、高校生のプレゼンテーション、資料の内容が素晴らしく、自分が高校生の頃を思い出しても同じようにはできないと感じました。会津の課題は何なのか、何を課題解決策とするのか非常に難しいテーマでしたが、皆様我がごととして捉えられていたので感銘を受けましたし、いい経験になったと思います。

・全体的に取組から発表までかなりまとまっており、いい結論に至れていたと感じました。正直高校生の発表と高を括っていた気持ちも少しあったのですが、いい意味で裏切られました。彼ら彼女たちの観点を、この街で仕事する上で大切にしたいなと思いました。

     

     

あいづサイエンスフェア

日  時: 令和4年12月10日(土)

場  所: アピオスペース

対象参加者:会津地区を中心とした小学生以上の一般の方(保護者同伴であれば未就学児可) 

講   師: 中学校情報科学部 26名 高校SSH探求部 20名

 

 地域の小学生に対し理科的素養の向上と会津地域の高校生による実習発表体験の場、そして本校SSH事業普及のために実施しました。今年度は本校の会津学鳳中学校情報科学部と会津学鳳高校SSH探求部の生徒が講師として一般参加者に対して科学実験講座を行った。

 《あいづサイエンスフェア 科学実験講座一覧》

科目 講座名 内容
物理 空気砲をつくってみよう 様々な空気砲を作成、演示
化学 入浴剤をつくってみよう クエン酸と重曹で入浴剤を作製
生物 色が変わるイクラをつくってみよう アルギン酸ナトリウムを用いた実験
地学 楽しい大気圧の世界! 大気圧を利用し、プラコップを釣る実験
情報 プログラミングしてタイムアタックしよう! ロボットを動かすためのプログラミング

生徒たちが企画した講座を参加者たちは自由にブースを回り楽しみながら科学に親しんでいました。また、学鳳生も最初は戸惑っていた説明も、最後には柔軟に年齢に合わせた説明を工夫しながら丁寧に行っていました。

    

   

高校生による会津地域活性化プロジェクト 「ALMS」 中間発表会

日  時: 令和4年 10月 8日(土)

場  所: スマートシティAiCT交流棟

対象生徒: 会津学鳳高校2年生12名 会津ザベリオ高校2年生10名

 

 第1回~第3回の検討会議を終え、中間発表会をおこないました。テーマは、以下の6つになります。

グループ1:人口減少・流出対策について

グループ2:担い手不足解消について

グループ3:地域活性化・魅力化について~会津木綿の活用方法~

グループ4:地域活性化・魅力化について~Instagramを利用した情報発信~

グループ5:職業間等に関しての教育支援について

グループ6:健康維持向上について

 

 発表後の質疑応答は、企業側からの意見が多数みられ生徒たちの刺激になったようです。今まで、見落としいた点など新たな視点で問題と向き合っていかなければならないと気づいていたようです。残り少ない検討会議ですが、最後まで頑張っていきましょう。

 

  

復興と廃炉に係る研修~震災当日の状況を知る 福島県と宮城県の状況~

日  時: 令和4年 9月30日(金)
場  所: 本校大講義室
対象生徒: 高校2年SSコース 51名

 福島県教育委員会主催令和4年度「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」と合同事業として行いました。福島県飯館村で被災した菅野クニ氏と宮城県山元町で被災した井上剛氏からそれぞれ1時間ずつ、震災当時のようすとその後について、当事者だからこそ語れる生の声でお話しいただきました。新型コロナウイルス感染症対策のため、オンライン実施となりました。
 学校行事やメディアを通じて福島県の現状などは多くの情報を得ていても、宮城県の状況は初めて聞く生徒たちが多く、関心が高いと感じました。

【菅野クニ氏の講義】

【井上剛氏の講義】