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カテゴリ:SSH

分子生物学実験講座が実施されました

日  時: 令和4年8月17日(水)~19日(金)

場  所: 理科実験室3

対象生徒: 科目SSを選択している2年生50名

 

 お盆明けの3日間を使って、本校教諭による分子生物学実験講座が行われました。生徒たちは、口内から採取した細胞を用いて、アルコール代謝の活性を調べました。日常生活では扱うことのない、専門性の高い機器と、ごく微量の試薬を用いての実験に苦慮するようすも見られましたが、自分の身体に高い興味をもち、実験に臨むことができたように思います。

 

【実験の様子1】 【実験の様子2】 【3年生による実演】

とうきょう総文祭2022

日  時: 令和4年8月2日(火)~4日(木)

場  所: 東京富士大学・文京学院大学

対象生徒: SSH探求部 高校3年生6名

 

 

 真夏の陽射しが暑い中、第46回全国高等学校総合文化祭東京大会の自然科学部門において研究発表(生物)部門とポスター発表部門へ参加してきました。
  昨年度は、和歌山県での開催でしたが、今年度は、コロナの感染が拡大していた中、一部の行事は中止になりましたが、東京で感染対策をしっかり行ったうえで開催されました。

 1日目、会場に到着すると、全国の各都道府県の代表生徒たちが集まり、開会式が実施されました。感染対策のため、引率教員は別会場でのリモート視聴でした。そのあと、生物の研究発表だったため、すぐに準備をし、発表が始まると他校の発表を聞きながら待っていました。そして、自分たちの発表では緊張しながらもしっかり練習した成果を発揮できました。他校の様々な研究発表を聞き、今後の様々なアイデアを得ることができたようです。
 ポスター発表のチームは審査が1日目と2日目にあるため、他校の発表をじっくり聞く時間はあまりなく、審査時間まで聴衆とのやり取りをしながら練習をしていました。審査員の前での発表では、今までの自分たちの研究成果を丁寧に伝えようと一生懸命に発表を行いました。また、聴衆とのやりとりにおいて様々な角度から自分たちの研究への意見をいただき、思考を深めることができたとともに、研究活動の楽しさを味わったようです。

 3日目は、全国の高校生が集まっているということで、交流会と講演会が行われました。交流会は蜜を避けるため、教員は参加できなかったため内容はよくわからないですが、楽しかったようです。講演会は 瀬尾拡史 による「医療×3DCG=?」という演題のものでした。医師免許を持つサイエンスCGクリエーター兼プロデューサーとして活躍されている方で、NHKスペシャルのコロナ関連の映像などを作成していらっしゃる方でした。大変興味深いお話で、生徒も皆聞き入っていました。

 最後は、表彰式と閉会式で各賞が発表されました。残念ながら、受賞はできませんでしたが、やはり、全国の高校生や審査員の先生方の前でのポスター発表や、ディスカッションは実りの多いものでした。特にポスター発表の生徒は1日のほとんどを発表時間に費やし、疲れたようでしたが楽しさを味わい、達成感も感じたようです。また、生徒たちは同年代が行った課題研究から多くを学ぶととともに、これらに大きな刺激を受けていました。今後、研究活動の質の向上につながるものと期待します。多くを学ぶことができた大会でした。

【会場前で記念撮影】 【ポスター発表の様子】
【審査中の様子】 【研究発表の様子】

令和4年度 小学生のための科学実験講座

日  時: 令和4年8月9日(火) 9:00~11:30   13:00~15:30

場  所: 本校理科実験室 情報演習室

対象生徒: 小学生5、6年生対象 約170名

 

主に会津地区の小学校5、6年生約170名が参加してくれました。講座は午前の部と午後の部に分かれ、それぞれ物理、化学、生物、地学、情報の5つの講座に分かれて行いました。今回も会津学鳳中情報科学部の生徒がTA(ティーチングアシスタント)として、活躍してくれました。実験中、小学生へ丁寧に対応をしてくれて実験がスムーズに行えました。また、マスクの着用、3密を避ける、換気を十分にするなど新型コロナ感染症対策を十分に行い実施しました。

それぞれの講座の内容は次のとおりです。

 

① 浮沈子(ふちんし)をつくろう~釣りゲームをしよう~(物理)

パスカルの原理とアルキメデスの原理を使って、浮いたり沈んだりするおもちゃを作ろう!

②レモンの不思議実験!(化学)

レモンをテーマに様々な実験を行います。レモンに含まれる成分は、リサイクルや、食品保存の分野で大活躍。楽しくて役に立つ実験を用意してみんなを待っています!

③野菜がもつ科学のちから! (生物)

色が変わる水をつくったり、布に模様をつけたり、、、。野菜を使って様々な実験をしてみましょう!

④ 地球からの贈り物~火山灰から宝さがし~ (地学)

  火山の噴火のメカニズムを学び、火山灰から様々な鉱物などを取り出してみよう!

⑤ LEGO mindstormsでロボットを作ろう! (情報)

Legoブロックを使って組み立てたロボットを、プログラミングをして動かしました。

 

 楽しんで各講座実験をおこなうことができました。これをきっかけに科学への興味関心を深めてもらえると幸いです。

【物理】 【化学】 【生物】
 
【地学】 【情報】  

ふたば未来ワークショップ(学生セッション)

日  時: 令和4年8月6日(土)~7日(日)

場  所: 東日本大震災・原子力災害伝承館、Linkる大熊

対象生徒: 高校2年SSコース 3名

 

 未来の双葉地域を担っていく人材として高校生・高専生が感が言える地域の復興未来について、県内の高校生23名が参加しました。初日は東日本大震災・原子力災害伝承館のフィールドワークを通して現状を知り、2日目は現状を知った上で未来ワークショップを行いました。

 初日は、東日本大震災・原子力災害伝承館の見学とフィールドワークでは実際被害をうけたものや地域をみることが、どれも今まで得てきた情報を一新するほど印象に残った生徒が多かったです。2日目は、千葉大学大学院社会科学研究院教授 倉阪秀史先生による「これまでの双葉地方の復興現状」の講義を受け、2つのミッションを班で遂行しました。2つのミッションは①将来双葉地方、浜通り、福島県をどのような地域にしていくべきか②実現したい未来に近づくためには、今からどのような政策を実施すべきか です。各班とも、高校生らしい視点から将来を考えていて、この2日間で得られたものを十分にアウトプットしていました。

 このワークショップを通じて、現状を知ることで自分の住んでいる地域の未来は自分たちの力で変えていく事ができるということを知り、前向きに行動していこうという意識が強くなりました。今後、この経験を活かしていってもらいたいです。

 

【フィールドワーク 被災地】 【フィールドワーク 旧大野小】
【ワークショップ】 【全大会】

令和4年度 SSH生徒研究発表会

日  時: 令和4年8月3日(水)~4日(木)

場  所: 神戸国際展示場

対象生徒: SSH探求部 高校2年生 3名

 

 全国すべてのSSH高校の生徒たちが集まり、課題研究のポスター発表をするSSH生徒研究発表会に参加してきました。今年度は、感染対策をしっかり行ったうえでコロナ禍前と同様に2日間の日程でポスター発表や全体発表を開催する方法で実施されました。

 今回は地学分野で「上部白亜系双葉層群足沢層における浮遊性有孔虫について」のポスター発表を行ってきました。生徒たちは今までの自分たちの研究成果を丁寧に伝えようと一生懸命に発表をし、審査員や他校生とのやりとりにおいて様々な角度から自分たちの研究への意見をいただき、思考を深めることができたとともに、研究発表の楽しさを味わうことができました。

 その結果、「ポスター発表賞」を受賞することができました。この賞は、全体(220校)の13~35位相当に与えられるものです。日頃の先生方のご指導や保護者の協力と、生徒たちの努力が実を結んだものです。今後とも多方面からご支援のほどよろしくお願いいたします。

【会場前】 【発表の様子】
【全体会 スライド】 【全体会 表彰】

国際メンタリングワークショップJoshikai in Fukushima 2022

日  時: 令和4年7月23日(土)~25日(月)

場  所: 日本原子力研究開発機構 楢葉遠隔技術開発センター

対象生徒: 高校1年SSコース 3名

 

 原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)主催の国際メンタリングワークショップ Joshikai in Fukushima 2022に本校高校1年SSコース選択者の女子3名が参加して来ました。日本原子力研究開発機構 楢葉遠隔技術開発センターに全国から37名の女子生徒が参加し、「理工系分野での私の未来を考える」というテーマのもと7/23・24とワークショップを行いました。また、7/25にはオプションツアーで福島第一原子力発電所内の施設見学を行ってきました。

 初日は、「インプットの日」ということで海外の科学者を含む8名のメンターさんの基調講演を聞き、女性としての立場から研究者としての活躍する姿をみて非常に刺激を受けていました。2日目は、「アウトプットの日」ということでグループディスカッションを行い、それぞれのグループでの意見をまとめました。今まであまり考えていなかった将来の自分の姿を他者に話すことで、自分の進む道が見えてきたようです。最終日は、福島第一原子力発電所内の現状を聞き、その後施設見学を行いました。実際に事故現場を目の当たりにして、多くの教訓を得ることができました。

 この3日間を通して、女性としての将来設計や福島第一原子力発電所事故から何を学ぶべきなのかを深く考えることができました。今後の高校生活をどのように過ごしていくかを他校生や研究者と話すことで見えてきたかもしれません。

【全体会】 【ワークショップの様子1】
【ワークショップの様子2】 【フォトセッション】
   

放射線実習セミナー

日  時: 令和4年7月22日(金)

場  所: 本校 講義室1(講義)、理科実験室1・第1理科室(実習)

対象生徒: 高校1年SSコース選択者 50名

 

 7月22日(金)に放射線実習セミナーを実施しました。前半は東北大学の長谷川晃教授に放射線の基礎知識、放射線の性質、原子力防護などについて講義を行っていただきました。その後、実験室に移動して長谷川教授と日本原子力文化財団事務局の近野俊治氏に自然放射線の測定、距離の逆2乗則、γ線の物質による吸収の実習を行っていただきました。はかるくんを使って、簡易的に校舎内の放射線量の測定を行い、講義の中で御影石は放射線量が高いという話を聞いた生徒は実際に確かめていました。生徒たちは講義と実習を通して、高校の授業ではまだ学習していない放射線について理解を深めるきっかけとなったのではないでしょうか。

【講義中の様子】 【実習中の様子】

復興と廃炉に係る研修「東京電力福島第一原子力発電の事故と復興について考える」

日  時: 令和4年6月17日(金)

場  所: 本校 講義室1

対象生徒: 科目SSを選択している2年生 40名

 

 東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所事故後における福島県の現状と復興について伝えるために、生徒自身で正確な知識を発信できる力を育成する目的で実施したプログラムです。

 経済産業省資源エネルギー庁 木野正登 参事官をお迎えし、福島第一原子力発電所「廃炉と未来」というテーマで約40分の講義をいただきました。あの日福島で起こったこと、現在の状態、廃炉へ向けてどのような取り組みが行われているか丁寧に教えていただきました。

 その後、9班にわかれ、「問いをたてる」というグループワークを行いました。10分間程度で各班で問いを立て、その後1時間をかけてその問いに対して木野さんから直接回答をしていただきました。

《質問内容の一部》

・現在、原発内で何人くらいの人が働いているのか?保険は?

・処理水の海洋放出以外はなぜ却下されたのか?

・津波の想定が5mだった理由は?

・原発本体を覆うドームの形状が異なるのはなぜ?

 

《生徒の感想の一部》

・今回の講義は福島県に住む私たちにとって、とてもためになるものであった。この11年間で原発について、たくさんのことを知ってきたつもりだった。だが、トリチウム水の問題や当時の事故の状況など初めて知った。悪いことも多い反面、地道ながら復興に向かっていることもわかった。この問題は決して忘れてはいけないものなので、これからも、その動向に注目していきたい。

・私は今回の講義や、グループ活動を通して、十一年前に起こった地震や津波によって、原子力発電所が受けたダメージや、それによる私達の生活への影響について詳しく知ることができました。十一年経った今でも、放射線に関する風評被害は完全には収まっていないと聞きました。そして、原子力発電所から排出されるであろうトリチウムについて人々の不安の声が絶えないとおっしゃっていました。高校生である私には風評被害の解決などはできませんが、もし、放射線などを気にして、農産物や魚類を買わないと言う人が身近にいたら、今日の講話で学んだことを話してみたいと思います。

 

【講義の様子】 【話し合いの様子】 【模型を見ている様子】

SSH産業社会 SSコースガイダンス

日  時: 令和4年5月18日(水) 7校時

場  所: 本校2階 大会議室

対象生徒: 1年SSコース選択者

 

  生徒たちが探究活動を行うSSH産業社会が、いよいよ本格的に指導しました。初日は、自然科学に関する探究活動を行うコース(SSコース)を選択した生徒51名を対象に、ガイダンスを行いました。探究活動の意義や活動内容などについて、生徒たちは真剣なまなざしで話を聞いていました。その後、活動班に分かれ、交流をしました。

 知見を広げ、1つでも多くの『好き』が見つかるよう、楽しみながら今後の活動に取り組んでほしいと思います。

【ガイダンス中の様子】 【交流の様子】

海外研修オンラインミーティング(1回目)

日   時:令和4年8月3日(水)14:00~16:00

場   所:福島県立会津学鳳高等学校

参加生徒:高校2年生希望者12名

 海外研修オンラインミーティングが8月3日(水)に本校で行われました。昨年に引き続き台湾の台北市にある建国高級中学と交流を行いました。下記の内容で実施され、第1回目の今回は会津学鳳高校がホスト校となり会の運営を行いました。

 

〇内容

 ・オープニングセレモニー(両校校長挨拶)

 ・両校学校紹介

 ・クイズゲーム大会(会津学鳳企画)

 ・小さいグループごとの交流

 ・総括

 

 事前にメールアドレスを交換し、互いの交流パートナーと連絡を取り合っていましたが、初対面ということで生徒たちは緊張した様子でした。全体の進行や学校紹介、クイズ大会の各準備に追われながら小グループでの交流の準備を進めることに苦労していたようでしたが、積極的にコミュニケーションを取り、交流の時間を楽しんでいました。

 次回は9月に第2回を予定しています。第2回はテーマを設定し、両校でテーマに関する発表を行います。

サスティナブル科学研修

日   時:令和4年7月28日(木)および29日(金)

場   所:7月28日(木)コミュタン福島、福島再生可能エネルギー研究所、猪苗代第二発電所

       7月29日(金)アクアマリンふくしま、ワンダーファーム、楢葉遠隔技術開発センター

参加生徒:高校1年生SSコース選択者50名

       7月28日(木)18名

       7月29日(金)32名

 

令和4年度サスティナブル科学研修が7月28日(木)と7月29日(金)に行われました。“サスティナビリティ”をキーワードに「科学に対する興味関心の拡大」および「課題発見力や創造的思考力、情報活用能力、コミュニケーション力、グローバルリーダーシップの向上」を目的として県内各施設を訪問して実施しました。

高校1年SSコース選択者が下記2コースから1つを選択し、参加しました

〇7月28日(木)再生可能エネルギーコース

 ・コミュタン福島 福島県環境創造センター(三春町)

 ・産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所(郡山市)

 ・東京電力リニューアブルパワー株式会社猪苗代第二発電所(猪苗代町)

〇7月29日(金)動植物工学コース

 ・アクアマリンふくしま(いわき市)

 ・ワンダーファーム(いわき市)

 ・JAEA楢葉遠隔技術開発センター(楢葉町)

 

 28日(木)のコースでは、日本の抱えるエネルギー問題を東日本大震災と原発事故を背景として学び、近年注目されている再生可能エネルギーの活用の必要性を学びました。福島再生可能エネルギー研究所では様々な発電方法のメリットやデメリットを知り、これからクリアしていかなくてはいけない課題についても学ぶことができました。また、猪苗代第二発電所では水力発電の歴史とその仕組み、発電方法の環境への負荷の少なさを目で見て体験的に学びました。生徒からは「今後の自身の生活を見直し、改めたい」や「自分たち高校生でも考えなくてはならない課題がたくさんあることが分かった」などと感想が挙げられました。

 29日(金)のコースでは、アクアマリンふくしまにて海洋プラスチック問題についての講義を受けました。生徒はいわき市の海でもこの問題が発生していることを知り、「胸が締め付けられた」と述べていました。ワンダーファームではトマト栽培を先進技術で効率的に行っていることを学びました。最後の遠隔技術開発センターでは、ドローンや水中ロボット実習、VR体験などをとおして、廃炉に取り組む技術者の現場や課題について体験的に学ぶことができました。体験をとおして「県民の一人として貢献できる人間になりたい」や「これからの学習のモチベーションに繋がった」などと感想が挙げられました。

    

    

ブナ林研修(7月9日~10日)

場  所:ただみ・ブナと川のミュージアム、癒しの森、余名沢ブナ林

対象生徒:SSH産業社会 1年SSコース選択者

 

 7月9日(土)~10日(日)にかけて、只見町に1泊2日の研修へ行ってきました。新潟大学名誉教授兼只見町ブナセンターの館長でもある紙谷氏や同館職員の方々のご指導のもと、実習が行われました。ただみ・ブナと川のミュージアムでは只見町の自然について学習できたほか、ヘビとの触れ合いや、カエルの生態の観察もでき、生徒たちは興味津々で館内を見学していました。癒しの森や余名沢のブナ林での実習では、鬱蒼とした森に最初は戸惑っていましたが、実習後半には手順にも慣れ、班で協力して実習を行うようすが見られました。生徒からは「貴重な体験ができた」という声が多数聞かれ、充実した研修となりました。